●脚本家・作曲家 羽野誠司さん
70年代より邦楽や民族音楽を取り入れたライブ活動を始め、
『OM』でデビュー。解散後、ネイチャー系の映像や演劇、
イベント、TV、ラジオ、講談の作曲を多数手がけています。

近年では、宝井梅星さんの師匠・宝井琴梅さんの講談に音楽
をつける仕事をしたのをきっかけに、講談の脚本執筆へと
活動の場を広げています。歴史的な話が多い講談で、近代
日本のいい話を伝える講談があっていいんじゃないかと思い
たち、講談版『南極物語』を完成させました。

「まさか、本ものの越冬隊員の方にお会いできるとは……」
とこの日の出会いに感激。『南極物語』を講談にするに当
たってお世話になった出版社の編集者は「実は私も子どもの
ときに南極の募金したんです」といって骨を折ってくれた
そうです。「人間って、いろいろなところでつながっている
んですね」。