| 【説明】 オヤニラミに対するムギツクの托卵行動が明らかになったのは比較的新しく、1990年代です。その方法はなかなか知能的。まず、オヤニラミが卵を守っている場へ、ムギツクの群れがわっと押し寄せます。あっけにとられているオヤニラミの隙をつき、ムギツクたちは卵を食い荒らします。そしてなんと、生じたスペースに自分たちの卵を産み付けて去って行くのです。 お人よし(お魚よし?)のオヤニラミは、紛れ込んだムギツクの卵を全部自分の可愛い子供と信じ、胸びれで酸素を送るなど甲斐甲斐しく世話を続けるというわけです。その後、ムギツクはドンコにも同じように托卵することがわかりました。 |