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タミヤ模型の新顔、風力発電プラモデルがおもしろい
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タミヤ模型といえば、世界一のプラモデルメーカーである。そして、プラモデルといえば普通乗り物である。しかし、タミヤには、乗り物以外にもおもしろいものが数多くある。例えば、恐竜のプラモデル。そのリアルな造型には感心してしまう。色は、もちろん誰も見たことがないのだから、自由につければよいというもの。
そんな、乗り物以外のモデルで、面白いものが出た。風力発電の模型である。今までも、ソーラパネルを使った発電シリーズがあったが、それに風力発電も加わることになったのである。ソーラパネルもおもしろいのだが、発電を実感しにくい。それに引き換え、風力発電は動きとして発電を見られるから、より実感として発電が感じられるというわけである。
このモデル、そこはタミヤだからただのモデルではない。まずは、その風力を受け止める風車。これが作るまでは形がよく分からない形状。しかし作ってみると、なるほどと効率のよさそうな形状が理解できる。ループウイングというのだそうである。模型では、プラスティックの弾力性を生かした形状である。
残念ながら、作った時点では風が吹いていなかったので、扇風機で回してみた。扇風機のスイッチが弱でも勢いよく回る。一般的に、風車は初めに勢いをつけてやらないと回ってくれない(特に風が弱いとき)。が、これは自分で回りだす。騒音もほとんどない。ということは、実用化されれば家庭用としても使われる可能性が大であるということになる。
そして、このモデルでは風車で発電した電気を小さな車に蓄えて走らせることができる。のであるが、蓄電池を使っているのではない。キャパシタと呼ばれる蓄電器が使われているのである。
この方法は最近注目され始めており、一部の道路標識などの電源として実用化されている。電池というのは、電気を化学的エネルギーに変換して蓄える。そのために蓄電に時間がかかる。さらに、材料に鉛やカドミウムが使われており、寿命後の処理の問題もある。
これに引き換え、キャパシタは充電に時間はかからず、寿命も半永久的である。有害物質を使う必要もない。ただ、まだ大容量のものがない。これが開発されたら、電池関係に革命が起きると思われているものである。
この模型には、特殊なキャパシタではなく、従来のものが使われているようであるが、そこは小さなミニカーを走らせるのだから問題はない。ループウイングという面白い形状の風車と、キャパシタという蓄電装置を組み合わせたこの新モデル、最先端のテクノロジーを感じてみたい人にお勧め。ついでながら、難しい工作はいっさいなく、家庭にある道具で十分に製作可能である。そう、LEDなんかを光らせてみてもおもしろいかもしれない。
<※模型の価格は3,675円(税込み)です。>
(ライター/守屋 裕司)
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<お詫びと訂正>
上の風力発電の完成品模型写真につきまして、下部の底板の方向が反対になっておりました。性能上は特に問題ないのですが(風を受けたとき、少し不安定かも)、正しくは前後反対です。訂正してお詫びいたします。申し訳ありませんでした。(守屋裕司)
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