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年初のご挨拶回りにもぴったり?
アウトドア携行食になる防災羊羹
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思い起こせば12年前の1月、阪神淡路大震災が起こった。今年でちょうど干支がひと回りしたワケだ。その間に新潟中越や福岡西方沖、そして新潟中越沖など、大きな地震が日本列島を直撃。各地で多くの人たちが、被災生活を送ることを余儀なくされた。
テレビで中継された共同避難所は、どこもプライバシーなど確保できる余地など皆無。さすがに食べ物は比較的早くに行き渡っていたが、毎日パンやおにぎりといった、同じものばかりであったようだ。こうした生活環境の激変で、多くの人がストレスに悩まされていたという。東海地震の危機が叫ばれる静岡県在住の私めにとっても、とても人ごととは思えないのである。
「疲れたときや強いストレスを感じたとき、甘いものを食べるだけで、ホッとした気分になれるものです。非日常的な生活を送らなくてはならない災害時は、なおさら甘いものが欲しくなるのでは」
こう話をしてくれたのは、静岡県焼津市に本社を置く菓子製造販売『かしはる』の常務企画部長、法月(のりづき)克彦さん。かしはるでは、ひと口サイズの羊羹(ようかん)10個と袋入りの飴10個をアルミ袋詰めにした「防災羊羹」を開発。静岡県中部で展開する直売店と、自社ウェブページで販売を開始した。
羊羹はもともと和菓子の中で日持ちが良いもの。糖分や塩分を多く含む食品は、昔から保存食として重宝されていた。余分な水分が含まれないため、菌が繁殖しにくいからだ。「防災羊羹」は、元来保存のきく羊羹をアルミパックに入れ、外気と光を遮断。静岡県工業技術研究所の実験で、35℃の室温に6カ月放置していても、変質しないことが確認されている。それにより、賞味期限を2年にまで延ばすことができたのだ。しかも保管は常温でOK。保存料などは一切使用していないので、安心して食べることができる。
パッケージされている羊羹は、かしはるの定番商品「潮(しお)羊羹」と「緑茶羊羹」が各5個ずつ。どちらも食べやすいひと口サイズとなっている。潮羊羹は、駿河湾の海洋深層水でほんのりと塩味を付けた上品な味わい。緑茶羊羹は、静岡特産の茶葉を練り込んだ大人の風味溢れる逸品。
同封されている飴も、海洋深層水を使った潮(しお)飴。微かな塩味のおかげで、お茶がない場面でも楽に頂くことができる。駿河湾海洋深層水は、焼津市が汲み上げ基地となっている地場産品。「防災羊羹」は、町おこしの一翼も担っていることになるのだ。
世間に多く出回っている非常食は、とにかく栄養が摂れて腹がふくれればよい、というものが多い。しかし「防災羊羹」は、アルミのパッケージに入れたことで保存期間を延ばしただけで、中身はお使い物にもなる本格和菓子。普通にお茶菓子としても楽しめる。登山やカヤックツーリング、長期キャンプの際などに携行すれば、非常食としてだけでなく、疲れを癒すおやつとして重宝することウケあい。アウトドア好きの人、普段から高い防災意識を持っている人などに、お土産として持って行くのも悪くない……よね!
(東海地震を憂慮するライター/野田 伊豆守)
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◇◆DATA◇◆
価格:1袋735円、7袋入り5145円、1ケース(16袋入り)1万1000円
<お問合せ>
かしはる本社工場:静岡県焼津市大島1515
TEL:054-623-5654
HP:http://kashiharu.com/
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