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東京農大の新名物は、ミュージアムカフェとどら焼き


●今日ご紹介した「カムカムドリンク」は学生ベンチャー企業「農大市場」でも好評発売中。「農大松本信二先生が1本1本手作りしているため、生産が追いつかない」そうですが、他にもいろいろな商品あり。
 世田谷区にある東京農業大学。ここの名物は今や「大根踊り」だけじゃありません。紅葉のピークを迎えたケヤキ広場をのぞむおしゃれな「カフェ プチ ラディッシュ」が人気を集めています。
 カフェがあるのは、大学キャンパスから世田谷通りをはさみ馬事公苑との間にある『「食と農」の博物館』。ケヤキ広場に面した散歩コースに建っているため、ランチタイムにはベビーカーを押して訪れるママたちの姿が目につきます。

 雰囲気のよさもさることながら、なんといっても「食」を研究する大学ですから、充実したメニューが魅力。ランチなら11種類の食材を使った「牛肉とトマトの煮込みランチ」(680円)。一番人気はカニのトマトクリームのパスタ。ほかにオムライス、そばめし、農大生の作ったカルピ〜ス……なんていうものも。それでいて値段は学食レベル。もう感激……。

 まだまだ驚いちゃいけません。ここの目玉は上の写真の「エミューの生どら焼き」。エミューとは、ダチョウに次いで、世界で2番目に大きな鳥。ええッ!? エミューって食用になるの? と思ったら、原産国オーストラリアでは食肉にもなり、21世紀の食糧として期待されているそうです。東京農大には北海道網走市にオホーツクキャンパスがあり、そこで繁殖させているエミューの卵を原材料に、生クリームとアンコをサンドしたどら焼き。小麦粉も小豆も北海道産とこだわり、オホーツク海の海洋深層水を加えてあるため、ほんのり塩味も。深い海の香りがするようで、なんともロマンチック。

 ディスプレイされた15cmもある卵の殻を手に取ってみると、あまりの大きさにビックリ。その殻を割って豪快にかき混ぜている様子が目に浮かびます。「東京農大」と焼印が押され、お土産にも大人気のためすぐ品切れになってしまいますが、学生ベンチャー企業の運営するネットショップでも販売。ぜひアクセスしてみてください。

 もう一つのおすすめは「カムカムドリンク」。農大OBが南米ペルーで栽培したカムカムを原料に大学内で製造しているという、まさしく東京農大発のジュースです。アマゾン川流域に自生するフトモモ科のカムカムは地球上で最もビタミンCを含んだ果実。なんとレモンの60倍、アセロラの2倍! その酸っぱい原液にハンガリーのハチミツを加えて飲みやすくしてあり、いかにも体によさそうな爽やかな味がします。

 カムカムを飲んで頭もすっきりしたところで、見応えたっぷりの館内のミュージアムへ。1階では「流氷の天使」クリオネが一年中見られ、2階展示室では日本酒の常設展や企画展「環境誌」を開催。隣接する展示温室「バイオリウム」では、熱帯植物のほかにマダガスカルのキツネザルを見ることができます。

 また、12月16日(土)は「リースを作ろう」と題して植物を使ってクリスマスリースを作るなど、イベントや講座を随時開催。「雑穀フェア」「食育フェア」など興味深い講座が毎週のように目白押しです。
 社会人にもオープンにしている大学が増えていますが、ここなら知的好奇心といっしょにお腹も満たしてくれます。ふと学生に戻ってみようかしら、と思えた晩秋のひとときでした。

(ライター/浜田 ナツミ)


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◇◆DATA◇◆
『 カフェ プチ ラディツシュ Cafe Petit Radish』
TEL/03-5477-4041
開店時間/10:00 〜 17:00               
定休日/博物館休館日休み

『東京農業大学「食と農」の博物館』
HP/http://www.nodai.ac.jp/syokutonou/index.html
住所/東京都世田谷区上用賀2-4-28
TEL/03-5477-4033
FAX/03-3439-6528
開館時間/10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日/月曜休(祝日の場合は火休)、大学の決めた休日
入館料/無料



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