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山の上のパオで美味しいコーヒー豆をどうぞ
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山の上にぽつんと宇宙船が降りた? それともモンゴルのパオ?
じつはこれ、自家焙煎の珈琲豆を売るお店です。瀬戸内の静かな海に面した広島県呉市にある「深やき珈琲 そにろき」。
この店は、モンゴルの移動式住居を基に作られたアメリカ製の「ヤーツ」というテントでできていて、基礎から、組み立て、内装まですべて店主の山本さおりさんと、ご主人の尚明さんの二人で仕上げたそうです。慣れれば大人3人、4時間ぐらいで設営できるとか。
お店の広さは18.6平方メートル(10帖くらい)、高さは2.8m。丸い形なのでけっこう広く感じます。重量は全部で400kgくらいで、テントの部分は特殊ビニールで強度を増してあり、紫外線や熱もかなりさえぎってくれるそうです。冬は天窓から差し込んでくる光でとても暖かく、晴れていれば室温は18〜20℃くらいでちょうどいいですが、さすがにかんかん照りの日はとても暑いようです。
天窓に紫外線と熱をさえぎるためにカバーをかけて影を作り、海から吹いてくる風が三つある窓から入ってきて涼しくなるよう工夫をしていますが、お二人は「まあ、手作りだから仕方ないかなぁ?」と言っています。
二人は旅と珈琲が大好きで、理想の珈琲を見つけるために、農作業をしながら、ニュージーランドやオーストラリアなど色々な国をまわってきたそうです。そしてその旅の間に、同じ農園で働く人達が、大きなトレーラーハウスや、キャンピングカーに家財道具を詰め込んで、自分の気に入った魅力的な土地があるとそこに住むというライフスタイルを続けていて、それがとてもうらやましかったそうです。
「旅や自然が好きだから、一ヶ所にずっと住むのはもったいない」
「自分の知らない土地や、文化を見ずに一生を終えるなんてつまらない」
そんな彼らの考え方に共鳴した二人は、いつか店を持つなら、あちこち移動できるような形にしたい、という夢を持ったのだそうです。
このお店の自信作はヨーロピアンスタイルの深煎り。100種類以上の珈琲豆から深煎りに最も適している5種類の豆を選び、苦味の奥にある甘みをたっぷり感じられるようにしあげるため、焙煎の前と後の2回ハンドピックを行っています。輸送中に劣化した豆を一粒一粒手作業で取り除いていくのがハンドピック。大変な作業ですがおいしい珈琲をつくるためにはとっても重要な作業だそうです。
小さな手廻し焙煎機で丁寧にやかれた豆は、ピカピカと光っていて小さな宝石のようにきれい。
私の一番のオススメは「えちおぴあん もか イエルガチェフG1」です。甘い香りと深いコクをたっぷり味わえる珈琲です。お店では無料で珈琲の試飲をすることができます。手作りの小さなチョコレートケーキも出してくれるのですが、このケーキもヨーロッパで研究してきたそうで濃厚でとってもおいしいです。
お店ができた今も、旅の好きな二人は、珈琲の勉強をかねていろいろなところに旅に出ています。いつかまた気に入った場所が見つかったら、このパオといっしょに移動してそこでお店を開くという夢を持っているそうです。
(BE-PALママ/ヒロミ)
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◇◆DATA◇◆
「深やき珈琲 そにろき」
営業日:金、土、日(TEL&E-mailでの注文は毎日受け付けています)
営業時間:10:00〜16:30
住所:〒737-0024 広島県呉市宮原13丁目23−3
TEL:090-8623-3476
HP:http://www.sonirokicoffee.com
E-mail:fukayaki@sonirokicoffee.com
<販売している珈琲と値段(100g単位)>
・ぶらじる ハチドリ ¥560(税込み¥588)
・ぐぁてまら クラッシックマヤSHB ¥560(税込み¥588)
・えちおぴあん もか イエルガチェフG1 ¥620(税込み¥651)
・たんざにあ スノートップAA ¥650(税込み¥682)
・ぱぷあにゅーぎにあ マウントハーゲンAA ¥650(税込み¥682)
・そにろきブレンド ¥560(税込み¥588)
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