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警察に捕まっても止められない野草の魅力とは?
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ニューヨークの摩天楼 、マンハッタンのど真ん中にある都会のオアシス、セントラルパーク。黄色やくれないの紅葉が飛沫のように青空を染める、美しい秋を迎えています。そこで、Mr.スティーブ・ブリル、通称“ワイルドマン”が運営する、「ワイルドフードツアー」に参加してきました。
そもそも、このおじさんは園内の植物を食い荒らしたカドで、警察に逮捕されたのがキャリアのはばたきのきっかけなんですから、本当にこれで「生きている」ことは確か。逆玉で公園局に雇われ、のち独立、その道(けもの道?)では第一人者、野草料理本やビデオまで出しています。
今回は『根っこ』がお題なんでしょうか、スティーブは次々と場所を変えては、私たちなら、どう見ても雑草…をスポット攻撃していきます。まずはショウガ類。こ、これはワサビだ。ネギみたいなものもあり、半信半疑ながらもわっさりと収穫を持参のビニール袋にいれるおばさま。他にもルートビールの原料となる根っこなど。
「ほら見て。『グボー』だよ。日本でよく食べるでしょ?」と言うおじさんに群がって、ショベルで注意深く掘り起こします。おっと残念、途中で折れちゃったけど、彼にならって白いところをかじってみると、ゴボウでした。欧米ではゴボウは貴重品、わーいこれでキンピラが食べられる、ってものです。
果実や種も、リスなみの熱心な研究の成果でしょう、コーヒーの代用品やアーモンド味の種、リンゴ類など、未知なる味を次々と教えてくれます。
あっ、ひょいと座ったと思ったら、岩の隙間の雑草をむしって、ムシャムシャ食べはじめました! もうこの頃になるとこの行為が極めて自然に思われ、右にならえで食べてみると、レモンのようなさわやかな味。
さすがに冬場は食べるものがないらしく、“ワイルドマン”は2月いっぱいまでお休みです。ツアーは3月から再開。ツアーの参加者の中には、4回目、5回目というリピーターもいました。季節ごとに食べられるものが千差万別なんでしょうね。きっと一年通い通したら、ワイルド子分としてお師匠から免許皆伝、公園をのれん分けしてもらえるかも?です。
(ロンドン在住フォトグラファー/山内ミキ)
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◇◆「ワイルドフードツアー」◇◆
ツアー料/10ドル
開催日時/NYの他の公園を含め、週末に行われます。セントラルパークは月2回のペースで巡回してきます。冬はお休み、次回は3月から。
所要時間/昼食(各自持参)をはさんで約4時間
HP/http://www.wildmanstevebrill.com
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