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ヒト目ヒト科ヒト! ロンドン動物園の展示動物とは……
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「ロンドン動物園でヒト展示」。8月末に行われたこのイベント、イギリスだけでなく世界でも話題になりましたから、ご存知の方も沢山いらっしゃることでしょう。目と鼻の先に住んでいる私としては、チェックしない訳にはいきません。実際に見てきた感想をお伝えしたいと、想像を膨らませつつ行ってきました。
〜私の想像〜
・身につけているのは本当にイチジクの葉っぱだけ
・至近距離で観察できる
・「話しかけないで下さい」「エサを与えないで下さい」などの看板が立っている(お約束)
しかして、その実態は! なんだ、しっかり水着着てる。そして、とと、遠い。裸眼で見るとこんなに小さい(泣)。遥か彼方すぎて声も全く聞こえないほど。
「この企画の狙いは、他の動物の間という異なる環境の中でヒトを見てもらい、人間もただの霊長類なのだということを悟ってもらうことです。」
とは動物園スポークスマンの弁。しかし、ホモサピエンス達も手を振るのが精一杯。こんなんじゃ、隣の熊の方がよっぽど意思の疎通が図れるというものです。動物園って、身近で動物を観察できることに意味があるのでは? 他の訪園者も今ひとつ納得してない様子で、「繁殖活動もすればいいのに……」とぼそっとつぶやく人も。
偶然居合わせたアメリカのTV局、NBCの取材陣はというと、
「早速インタビューを試みていますが、喋る言葉がクイーンイングリッシュで意味が通じないようです。」
とちゃかし気味に紹介していました。
見せ方がよければ面白いのに勿体ないかぎり。今回ははっきり言って企画倒れ、でしたが、これを踏み台にもっと大胆なアプローチをしてくれる動物園が出てくることを期待しております。
……あ、結婚式だ。檻の中と、芝生に低い柵の違いこそあれ、あまり変わらないような気がしてくるのはさすが「動物園」。しかし、こちらの方がよっぽど人間観察、面白いかもね。
(ロンドン在住フォトグラファー/山内ミキ)
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