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ポジティブな発想から生まれたリサイクルアート
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寒いですね。日が短いこの時期は、家の中で布団にいつまでもくるまっていたい。自然と戯れたいけれど、ついついインドア生活になりがちな季節です。
ロンドンで活躍するアーティスト、深田耀子さん。ファインアートを学んだ後、現在、建築大学(AA)在籍中。リサイクルをアートとして転化する彼女の作品には、目からウロコの考え方が溢れています。今回はその遊び心豊かで、アウトドアとインドアが交錯する、ユニークな作品をご紹介。
放っておくと溜まる一方のスーパーの買い物袋や、部屋の隅の古新聞などを利用した、寝袋なんてどうでしょうか。作り方はとっても簡単。袋に新聞紙をくしゃくしゃと丸めては詰め、丸めては詰め、いっぱいになったら口を結ぶ作業を繰り返します。
様子を見ながら大きさを調整し、つなぎ合わせれば、軽量で保温性に優れた、即席ミノムシ寝袋の出来上がり。この寝袋、中身は枯れ葉でもいいし、室内・屋外どこでも、その時に調達できる材料で作れるのがミソ。まさに人間ミノムシです。
もうひとつは、捨ててしまうペットボトルを使った、植木鉢・プランターいらずの庭園づくり。植物を覗かせる窓をカッターナイフで切り取り、土を入れて種または苗を植えます。好きに並べ、水入りボトルを下に並べて高さを出したりすれば、ボトルの青と、植物の緑が共鳴しあった一角が完成。苺やトマト、麦……促成の温室効果があるので、すくすくとなんでも育ちます。もし植物の根が張って大きくなりすぎたら、底を切って庭に出すだけ。
人間と自然……その中間には、常に人間の生み出す廃棄物あり。ゴミに悩まされ、ゴミを邪険にしてしまいがちな私たちに、深田さんの視点は問いかけます。ネガティブなイメージをポジティプにする視点。これって大切だと思いませんか?
(ロンドン在住フォトグラファー/山内ミキ)
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