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星野道夫展「星のような物語」開催!


●星野道夫展は、大阪の大丸梅田店/8月16日(水)〜8月28日(月)、福島の中合福島店/10月26日(木)〜11月6日(月)に巡回予定。会場では、未発表写真を含む新編集の写真集『LOVE in Alaska 星のような物語』(小社刊・2100円)も発売!
 8月2日(水)〜14日(月)、東京の松屋銀座8階大催場にて、星野道夫展「星のような物語」が開催されます。

 アラスカの野生動物や自然、そこで暮らす人々を撮り続けた写真家・星野道夫さん。草原や雪原で悠然とくつろぐクマの親子、季節移動するカリブーの群れ、美しい山を背景に水草を食べるムース、何かを訴えかけているような瞳のタテゴトアザラシ……。星野さんの写真を見ると、その風景と出会うために、自分もアラスカの広大な大地を一緒に旅しているような気持ちになります。『旅をする木』『長い旅の途上』などの文章には、極北の地に生きる人々との心温まるエピソードも数多く綴られており、彼のアラスカへの想いが伝わってきます。

 星野さんがロシア・カムチャッカ半島で取材中、不慮の死を遂げてから2006年8月で10年となります。没後10年にあたりNHKは『アラスカ 星のような物語』と題した特別番組の放送や、残された撮影日誌をもとに、作品の舞台を10か月にわたってハイビジョン撮影したDVD『星野道夫〜星のような物語〜』を制作しました。
 その発売に合わせて開催する今回の展覧会では、未発表作を含むおよそ230点の写真や文章を展示。会場では、迫力あるオリジナルハイビジョン映像の一部も公開されます。

 《浅き川も深く渡れ》、小学校の卒業文集に残されたこんな一文からはじまる映像では、はじめてアラスカを訪れた年、長い旅のために山道具屋でいちばん大きなザックを買った話や、彼の自然観を象徴する「言葉」の数々も紹介。未発表写真には、慶應義塾大学探検部時代の登山写真や釣りをしている星野さん自身の写真もあるそうです。

 星野さんがアラスカに魅せられたのは1973年、20歳の大学生のときにアラスカ・シシュマレフ村でエスキモーの一家とひと夏を過ごした体験がきっかけでした。「星野道夫メモリアルコーナー」では、このとき彼が出会った人々を撮った作品や撮影日誌なども初展示されます。さまざまな写真集でおなじみの代表作とともに、若き日の作品を見られるのは特別企画展ならでは。

 本展によせて、星野道夫さんの夫人・星野直子さんはこんなメッセージを綴っています。
 《星野道夫は26歳のときにAlaskaへ渡り約18年間、極北の自然・動物たちの生命の営み・人々の暮らしを、写真と文章で記録し続けました。数え切れないくらいたくさんのシーンに出会い、深く心動かされると、「誰かに見せてあげたい」という気持ちがとても強かったのです。
 「子どもの頃に見た風景がずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立ったとき、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり勇気を与えられたりすることがきっとあるような気がする。」
 夫の想いを、会場の皆様の心に届けることができましたら幸いに思います。星野直子》

 夏休みの一日、自然や動物好きな子どもとともに、星野道夫さんの世界をゆっくり旅してみてはいかがでしょうか。16年前、知人から餞別にもらった写真集『Alaska 風のような物語』とともに上京した私も、早速出かけようと思っています。

(旅好きライター/かとうあづみ)


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◇◆星野道夫展「星のような物語」◇◆
会期/2006年8月2日(水)〜8月14日(月)
会場/松屋銀座8階大催場(中央区銀座3-6-1 TEL03-3567-1211)
開場時間/10:00〜20:00(月・火は19:30、最終日は17:00閉場)
       ※入場は閉場の30分前まで
入場料/一般1000円、高大生700円、中学生以下無料



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