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やったぞ500メートル。日本一のロング鉄火巻
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三浦半島の最先端には三崎港がある。そして、三崎といえばマグロである。その三崎の町の守り神、海南神社(正式には相州海南高塚神社)のお祭りに合わせて日本一の鉄火巻きを作るイベントがあった。こりゃ、鉄火巻き大好き人間としては行かねばならないだろう。
当日(5月20日)は、マグロ日和(?)でみごとな快晴。まずは、神社へ。境内は超混雑。神事として、マグロをさばく。そこは、最近よく見る回転寿司などの解体ショーとはちがって、神主風の衣装の料理人が厳かに包丁を入れる。まな板の上のマグロは、体長50cm程のメジマグロ(と横の人が言っていた)。
そして、いよいよ日本一の鉄火巻きへの挑戦。神社から連なる商店街が舞台。狭い商店街の通路に沿って延々と台が設えてある。なんと全長500m。だから、途中でカーブもあるし、坂もある。そして、一番最後は500mに足りないので、50m分だけユーターンして折り返してある。正直、もっと写真のため行ったり来たりしなければならなかったのだが、あまりの距離に最後の方の部分だけで、撮影(ゴメン)。
参加者は、事前に申し込んだ人1000人! 500m÷1000=約50cmが一人の持ち分である。午後3時、準備が始まる。まずは、事前に用意されている台のスノコの上に、大きなロール状のノリが敷かれていく。考えてみれば、500mノリを敷く、これだけでも大変な作業である。まあ、あっちが足りない、こっちが余っているというのは当然。係りの人は汗だくである。
つぎに、寿司飯をひいていく。これは予め薄く20cm×30cmほどに仕上げた寿司飯を置いていくのだが、これがくせもの。一枚ずつ、ラップで区切っているのだが、ご飯ってそう簡単には剥がれてくれない。さらに、隣との間に隙間もできる。ここでも、係の人は汗だく。この作業が一番時間を要した。そろそろ、小さい子供たちは我慢ができなくなる。このあたりで、開始から30分以上かかっている。
次には、本命のマグロを置いていく。作業開始直後には、まだ凍っていたマグロもいい具合に溶けてきている。ここでも、足りないところと余っているところがあり大変。
いよいよ巻きである。スピーカーからの掛け声で、一斉に巻きに入る。私もそうであるが、全員が寿司を巻くことに慣れているとは思えない。案の定、マグロがはみ出してしまうところや、ノリが破けてしまうところも。またまた、係の人が補修用のノリを持って右往左往。でも、なんとかそれも終わり、開始から約一時間、完成の時を迎えた。スピーカーからの掛け声とともに、一斉に胸の高さまで持ち上げられた鉄火巻きは、見事切れることもなく500mの長さで完成。パチパチ。日本一の達成である。
その後は、切り分けて皆で口の中に。そりゃ、美味しいに決まっていると思う。ただし、生ものであるから、持ち帰りは禁止。その場で食べなければならない。とはいっても、あっという間になくなっていたけどね。
それから、同じ名前の神社が三崎港の対岸の城ヶ島にある。あくまでも、この行事があるのは、三崎の海南神社である。念のため(白状すれば、間違えたのはこの私です)。
(ライター/守屋 裕司)
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