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最後まで徹底的にエコ。天ぷら油カーはここまで来た!


●7月9日と10日、東京浅草にてほおずき市が開催されます。浅草寺にこの日お参りすれば、4万6千日分お参りしたのと同じご利益があるといわれているそうです。当日はほおずきの他にも、風鈴や金魚などの露店が並び、仲見世一体は江戸情緒で賑わいます。
 天ぷら油で走るSVO(Straight Vegetable Oil)車。枯渇するだけの石油燃料に頼ることなく、ゴミとして捨てるはずの廃食油を再利用できる夢のエコ・カーについては、以前、air Be-Palでも紹介され、大反響がありました。
 今回私も、小学館初のウェブマガジン【SooK】を通してSVO車の取材をすることができたので、この場を借りて取材時のこぼれ話をお伝えします。

 SVO車の詳細は【SooK】『農家に棲む』Vol.1をご覧頂くとして、ここでは実際に車をSVO化し、燃料となる廃食油も確保、ろ過装置も完備したと仮定してお話しましょう。SVO車所有者としては、もうひとつ、なさねばならない仕事があります。それは、廃食油をろ過する際に出る「かす」の処理。油かすは、天かすや、野菜のかけら、埃などですので、可燃ゴミとして捨てることができます。

 ろ過装置に溜まった油かすは、一旦、天ぷら屋さんなどからもらった廃食油が入っていた一斗缶に移します。そこに、ががーっとおがくずを投入! 油かすの掃除には、おがくずが最適なんです。新聞紙では量的にとても追いつかないけれど、細かいおがくずは吸収力抜群。
 おがくずと油かすをよーく混ぜると、大きな団子になるので、あとはポイするだけ。一斗缶もキレイになります。

 おがくずは、建具屋さんや建材屋さんでもらってくるといいですね。天ぷら屋さんが廃食油の処理に困っているのと同様、材木を扱う店ではおがくずの処理に困っています。助け合いの精神で頂戴しましょう。

 ちなみに、一斗缶は上・下面に切り込みを入れて畳み、「缶の日」にゴミとして出します。実は、天ぷら屋さんが業者に廃食油処理を頼む場合、業者が引き取ってくれるのはあくまで廃食油だけ。一斗缶は手元に残ってしまい、その処理は天ぷら屋さん自身でしなくてはいけません。だから、SVO車の燃料として廃食油を分けてもらう場合、天ぷら屋さんとしては一斗缶も一緒にもらっていってくれるといいなぁ、と思っているはず。缶ごと引き受ければ、廃食油もよりもらい易くなりますよね。

 ところで、この油かす団子ですが、もっと有用な使い道がありそうです。生分解可能な植物性油のかすと木材から出るおがくずのミックスですから、自然に返すことも可能で、畑の肥料として使えるかもしれないのです。まだ実験段階ではありますが、SVO車は将来的には、油かすさえ無駄にしない究極のエコになりうる要素を充分秘めているんです。せっかくSVO車の所有者になったのだから、油かすの処理でもエコな工夫をしてみたいですよね。

★油や缶などの処理方法は、各自治体の基準に従ってください

(ライター/平松 温子)


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◇◆「SooK」について◇◆
SVO車の記事が出ているのは、パソコンで読むマガジン「SooK」7誌のひとつ、「農家に棲む」のVol.1です。無料で一部ページの立ち読みができますが、残念ながらこのページは立ち読みできません。
ただし0号は全7誌が無料ですべて読めるようになっています。ぜひ「パソコンで読む雑誌」を体感してください。

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HP:http://www.magsook.jp/



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