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ずぼら菜園家のミニ野菜づくり


●伊豆諸島の最南端、八丈島で「第35回夏まつり」が本日よりスタートしました。期間中は夜店やバンド演奏、フラダンスなど、催し物いっぱい。7/25(水)までです。
 2週間の旅行から帰って、びっくり! プランターのラディッシュの茎が伸びて、花が咲いているじゃありませんか。これがホントの「薹(とう)が立つ」状態。ハハハ……まるで私じゃん。笑っている場合じゃないけど、さすが大根の仲間、根性あるんだ、と思わずラディッシュに拍手してしまいました。

 右の写真は収穫したベビーキャロット。かなりいびつですが、旅行中にも関わらず、これだけ育ったのだから立派・立派。生で食べると、ポリポリした歯ごたえが魅力。繊維がぎゅっと詰まり、小さくても味はしっかりして、ニンジン以上にニンジンっぽい(ニンジン嫌いの人はますます嫌いになりそう)。だから、シチューなど煮込み料理でも味が生きてイケルし、数人分のチャーハンもこれ1本で十分の使い切りサイズなのでうれしくなります。

 ちなみにミニ野菜とは、これ以上大きくならない野菜のこと。早採りをして小ぶりの野菜として収穫するものとは区別されます。
 小さいのに栄養的には優等生で、ミニのほうが栄養価が高いものも多く、「ミニトマトの『アイコ』は、抗酸化物質リコペンが従来品種の約2倍、スティックブロッコリーの『スティックセニョール』はビタミンAがブロッコリーの約1.7倍、手のひらサイズのフルーツパプリカ『セニョリータ』はビタミンCがピーマンの2倍以上」という専門家もいます。ラディッシュにも美肌効果の高いビタミンCが豊富で、大根ですからジアスターゼが消化を助けてくれ、葉の部分には鉄、ビタミンB1・B2・C、カルシウムなど。葉っぱといっしょにサラダにして、毎朝食べたいところです。

 ともあれ、狭い我が家のベランダには“ミニ”がイチバン。1にタネから簡単に栽培できる、2に小さいから育つのが早い、3に栽培期間が短いから虫もつきにくい、といいことずくめ。家庭菜園家の間では数年前から大ブレイクしていて、「サカタのタネ」では74品目ものミニ&ベビー野菜のタネを販売。ナス、大根、カボチャ、ゴボウ、カリフラワー……いまやほとんどの野菜にミニがあるといえそうです。

 なかでもラディッシュとベビーキャロットは初心者向き。園芸用の培養土を使い、土の上にタネをばらまき、軽く上に土をかけるだけ。陽あたりのよい場所(真夏は風とおしのよい日陰)におき、本葉が込み合ってきたら早めに間引きします。家庭菜園の本を見ると追肥すると書いてありますが、何もしなくても大丈夫。ただしアブラムシには要注意。水で流してしまうか、ガムテープでペタッと貼り付けてこまめにとりましょう。

 土の表面から赤い根が見えたら、食べ頃。表面の土を洗い流して、そのままで最高の味。ディップ(レシピは下記)をつければ味のバリエーションも楽しめます。また、見た目もかわいいのでインテリアにしても素敵です。花が咲き、そこからできるタネは市販のものより大きく、これを植えるといっそうの愛着が生まれますよ。
 
 ミニ野菜作りのきっかけはデンマークで食べたラディッシュでした。友人の家の庭で栽培しており、朝食にも夕食にも採りたてが並び、その新鮮なおいしさに感激! 
 ヨーロッパでは、市場でもスーパーでもミニ野菜が豊富。イギリスのB&Bのおばさんはテレビを見ながらベビーキャロットをかじってたし、フランスの土産物店のおねえさんはタバコ代わりにミニキュウリをくわえてレジを打ってたし。なんとなく口寂しいときに、ミニ野菜。メタボリックが気になるこの頃、チョコやクッキーをつまむよりヘルシーなので、ダイエット法のひとつとしてトレンドになっているのかもしれません。

 みなさんも栽培してみませんか。私よりはマシなものが収穫できること請け合いです。

(ずぼら菜園家/浜田ナツミ)


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◇◆おすすめディップ◇◆
材料をボウルに入れて、すりこぎで押しつぶしながら混ぜ合わせるだけ。フードプロセッサをお持ちの方はお使いください。
●アボカド・ディップ
材料:アボカド、クリームチーズ、塩、コショウ。
●豆腐ディップ
材料:豆腐、マヨネーズ、粒マスタード、レモン汁、塩、コショウ。隠し味に醤油を入れ、好みでタマネギのみじん切りを入れてもよい。
●味噌マヨ・ディップ
材料:マヨネーズ、味噌。隠し味に七味唐辛子を入れてもよい。
●ヨーグルトディップ
材料:プレーンヨーグルト、スープの素、粒マスタード、塩、コショウ。



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