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あれはどうなったのだ? ツボカビ病と『カエル秋祭り』
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『air-BE-PAL』1391号(2月26日配信)でお伝えした、「カエルツボカビ症」をご記憶でしょうか? カエルをはじめ両生類に大打撃を与えかねないツボカビ菌が昨年末、日本で飼育されていたカエルからも発見され、専門家によれば「とにかく自然界に菌を出さないことが重要」とのことでした。
その後一般紙などではあまり多く取り上げられていないようなので、その後の状況を少しお伝えしたいと思います。
麻布大学などが行なった調査では、今年の6月には神奈川県内で捕獲された野生のウシガエル4匹から、カエルツボカビ菌が確認されたとの発表がありました。「何!! とうとう……」と驚かれたかもしれませんが、東邦大学理学部の長谷川雅美教授は、次のように話してくれました。
「カエルツボカビ菌にはいくつかのタイプがあることがわかっているのですが、オーストラリアなどで猛威をふるったタイプは、どうもまだ日本では見つかっていないようなのです。今回ウシガエルから見つかったのは、日本の在来のツボカビ菌の可能性もあるようです」
これは事態がまだ微妙なところで推移していることを示唆しています。要は、まだ調査が始まったばかりで、確実な情報が得られていないということなのです。
現在、環境省は、国立環境研究所に全国からサンプルを集めて野外での感染の有無を調べることを決めており、各都道府県が調査に着手しつつあるそうです。また、稀少なカエルが多く生息する沖縄と奄美では、特に専門家による先行調査が行なわれることになっています。まだまだ予断を許さない状況であることだけははっきりしています。引き続き、屋外のカエルの状況には、私たちも油断なく目を光らせるようにしたいものです。
さて、もうひとつのカエルの気になる話題といえば、恒例の? 「かえる秋祭り」です。「あれ、今年はどうなるんですか?」というお問い合わせもいただき、かえる友の会会員の私としては、嬉しい限りです。
ご存知ない方のために簡単に説明しますと、
蛙をこよなく愛した幕末・明治時代の画家・河鍋暁斎の展覧会がきっかけで結成されたのが、「かえる友の会」。
現在は関西支部や岡山支部までできて、総会員数は約300人。毎年春には、かえるグッズの自慢会、夏には展示会もあるのですが、秋には毎年「かえる秋祭り」と称してフリーマーケットやら、カエルの作品展示やら、カエルの創作教室などを行なっているのです。
第8回かえる秋祭りは、今年から会場を江東区の深川江戸資料館「レクホール」に移して10月7日(日)に開かれます(午前11時から午後5時まで)。レクホールは、資料館とは出入り口が別なので、かえる秋祭りへの参加は入場無料です。ご安心ください。
今年は、新機軸のイベントとして「ガマ口上」の実演が行なわれることになりました。「さあさあお立ち合い。御用とお急ぎでなかったらゆっくりと聞いておいで見ておいで。…中略…己と己が姿に打ち驚きまして、御体から油汗をばタラーリタラーリと流しまするで。…」という名調子の、あの蝦蟇の油売りが見られるのです。これは、「筑波山ガマ口上保存会」の口上師範・勝村筑蟇(かつむらつくぼ)さんによるもので、今回初めて実現しました。
もちろん昨年までと同様、たくさんのカエルグッズの展示即売や、かえる展人気ベスト3作品の展示、子供ばかりか大人も夢中になってしまうカエル工作教室も開かれる予定です。日曜日のお散歩に、ちょっとお立ち寄りになってはいかがでしょうか?
(ライター/シュレーゲル三宅)
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◇◆「第8回かえる秋祭り」DATA◇◆
日程:10月7日(日)
時間:午前11時から午後5時まで
会場:深川江戸資料館「レクホール」
入場料:無料
住所:〒135-0021 東京都江東区白河1-3-28(TEL:03-3630-8625)
HP:http://www.kcf.or.jp/fukagawaedo-museum/
<お問合せ>
「かえる友の会」
メールはこちら
HP:http://www007.upp.so-net.ne.jp/frog/index.html
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