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現代の万華鏡を見て、触れて、作る。
『第7回日本万華鏡大賞・多摩展』
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万華鏡というと、レトロな筒型玩具しか思い浮かばない人には、かなり新鮮な印象があるはず。ロボットや恐竜の形など、現代の万華鏡は装飾性が高くオリジナリティにあふれています。そんな万華鏡を集めた「第7回日本万華鏡大賞・多摩展」が、多摩六都科学館(西東京市)で今日から開催(11月4日まで)されています。 観光地の土産物店に並んでいる、あの千代紙を巻いた万華鏡しか知らない人は、必見ですよ。
展示作品は、日本全国から公募による優秀作品約30点。グランプリ作品「ふぁんたじー」は、透明のビー玉をオブジェクトにして、光が当たると思いがけない光の乱舞を見ることができます。アイデア賞は「ホワイトサウルス」というユニークな形。「色えんぴつやロボットなど、外から見ると万華鏡とは思えない楽しいオブジェにも注目。非常に人気のイベントで、秋の恒例行事になっています」と、同館・地域連携係の安倍覚子さんはいいます。
ところで万華鏡の起源をたどると、とても科学的であることがわかります。1816年にディヴィッド・ブリュースターというスコットランドの科学者が、灯台の光をより遠くまで届かせようとして鏡の組み合わせを研究しているうちに、偶然、発明したといわれます。その仕組みは、筒の中に組み合わせた複数の鏡が表面反射することによって様々な模様を映し出すというもの。オーソドックスな3枚の鏡を三角形にセットしたタイプは、小学校の授業で作った人も多いでしょう。
ほかに鏡を2枚セットするタイプや、4枚タイプもあり、最近はどんどん複雑化して、神秘の世界は広がる一方。2枚の鏡はV字型に張り合わせ、その角度により、45度なら4面体(4芒星)、30度なら6面体(6芒星)というように変化。ガラス玉、鳥の羽根、ドライフラワーなど、中に入れるオブジェクトも思いつく限りのものが使われ、さらに、オルゴールつき、円盤が回転するもの、オイルタイプの2ミラーなどなど……。
自分で作るともっとよく仕組みがわかり、この期間中に『万華鏡工作教室』を開催。講師は日本万華鏡博物館館長の大熊進一氏で、万華鏡についての貴重なお話とともに、クオリティーの高い「4view-scope」を作るので、ぜひご参加ください(事前申込制)。
小学生の頃に見た万華鏡とはまったく違うスケールの、どこまでも続く光と色彩の宇宙空間。一度のぞいた人はその魅力にとりつかれてしまうことが多く、アメリカでは近年その魅力が見直され1980年代終わりごろからブームが巻き起こり、日本でも、最近、にわかに万華鏡を作る芸術家が増え始めています。
ここで作ってみて、さらに興味を深めた人は、次回『第8回日本万華鏡大賞公募展』の応募期間(10月31日、11月1日、2日)も近づいていますので、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
さらに、科学館では巨大な万華鏡の中に自分が入ってみる『3ミラーシステム』(常設)や、クイズをときながら「かがみ」のフシギを発見できるサイエンスショー『みてみて☆わくわく!たのしいかがみ』(10月11月の土日祝日と11月4日の埼玉県民の日)など、興味津々の催しがいろいろ。万華鏡をとおして、身のまわりにある鏡の面白さも再発見してみましょう。
(ライター/浜田 ナツミ)
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◇◆『第7回日本万華鏡大賞・多摩展』DATA◇◆
期間:2007年10月13日(土)〜11月4日(日)
時間:10:00〜17:00
場所:多摩六都科学館 地下1階イベントホール
〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64
Tel:042-469-6100
入館料:大人500円、小人200円
休館日:万華鏡展開催期間中は、毎週月曜日
【お断り:多摩六都科学館、一時休館のお知らせ】
多摩六都科学館は、構造設計に携わった設計事務所による構造計算書の偽装が判明したため、10月19日より一時
休館となっています。
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