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地域通貨「ゆーず」で柚子収穫の旅はいかが?
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あなたにとっての秋の香りはなんですか?“徳島のチベット”と言われる山深い旧木頭村(きとうそん)では柚子!
ここ数年毎年秋、村おこしも兼ねて、「柚子収穫隊(ゆずとりたい)」を大募集しています。名付けて「ゆーずツアー」。参加者は柚子を穫ったり、絞ったり。その作業の対価は地域通過「ゆーず」。参加者は「ゆーず」で民泊ができ、木頭地区の約30店舗(ほぼ全部)で「1ゆーず=1円」で普通に使えます。
一見のどかな農業体験ですが、他では見られないユニークな見どころが木頭にはあります。「ダム反対運動資料館」です。実は、この村は、日本で初めて国の巨大ダム計画をストップさせた反骨精神に満ちた村なのです。
那賀川(なかがわ)の清流を守るため、村長と村議会、そして村民(那賀町に合併する前は人口2000人弱)は30年以上に渡って徳島県や国を相手にダム闘争を繰り広げました。1997年、根負けをした建設大臣がついに「いつまでも牛のヨダレのようにダラダラと」推進すべきではないと鶴の一言を発し、2000年に完全中止に。
資料館は、村民の先頭に立って反対運動を引っ張った元村議会議員の田村好さんが「この村で起きたことを多くの人に知ってもらいたい」と昨年、私費を投じて建てたもの。展示物としてムシロ旗から段ボールでつくったプラカード、鉢巻きまで、都会では見ることができない山村のダム反対グッズが並んでいます。このダム計画が国会で問題になったときの関係資料や、各地から寄せられた他の地域のダム反対運動の資料も収められています。田村さんに事前に連絡をすれば、展示品をグルリと一回りしながらその歴史を聴かせてもらうことも可能です。
国・県予算を削られながら最後の激しい闘いで村民の願いを守り抜いた元村長・藤田恵さんの奮闘は、その著書「脱ダムから緑の国へ」(藤田恵著 緑風出版 ¥1,680・税込み)にも書きつづられています。
「ダムに頼らない」と枕詞をつけて始まった「村おこし」の精神は、「ゆーずツアー」にも込められています。村を訪れたら、「ゆーずツアー」の事務局がおかれているショップ「よいしょきとうむら」にも立ち寄って「ゆーず」を使ってみては? 「柚子しぼり」など木頭オリジナル商品はネット通販でも購入可能です。
(ライター/まさのあつこ)
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◇◆「柚子収穫隊(ゆずとりたい)」大募集情報◇◆
期間:10月22日(月)〜11月26日(月)
場所:徳島県那賀町木頭地域
宿泊:民泊2500ゆーず(1泊1名・2食付き)、素泊まり1500ゆーず ※「1ゆーず=1円」
準備:軍手・作業着(長袖・長ズボン)・帽子などご用意ください
<主催&詳細・問い合わせ・申し込み>
里業ランドきとうむら柚子収穫隊(ゆずとりたい)受付係
TEL:0884-68-2212(8〜17時)
住所:〒771-6402 徳島県那賀郡那賀町木頭出原 きとうむら内
※参加希望の日程・人数を事前にご連絡ください
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