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フェアトレードはドイツでも着実に浸透中
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数年前からドイツはビオ(BIO)ブーム。オーガニック野菜や有機栽培の小麦で作られたパンなどが大人気です。スーパーマーケットでもBIOマークの入った野菜やBIO製品だけを集めた棚まで見かけるようになりました。10年前と比べると3倍も売り上げが伸び、最近では供給がおいつかないほどだといいます。
そのBIOマークとならんで最近よく見かけるのがこちらのマーク。これは、資本主義国の大量買い、低価格での不当な買い上げから、発展途上国の農民や生産者が貧困に陥るのを防ぎ、フェア(正当)な労働環境を作ることを目指したフェアトレード団体の認証マークです。
小規模ながらもこつこつと農薬や化学肥料を使わずに昔ながらの方法で採れる自然農法を続けている農家の存続を手伝うというエコロジーの意識も働き、こちらのフェアトレードマーク商品もドイツでは徐々に人気が出始めております。
ドイツのスーパーマーケットで簡単に手に入るフェアトレードの品物は、中南米からのバナナ、チョコレート、カカオ。ドイツ人が一番好きな飲み物コーヒーは、中南米はもちろん、アフリカからもきています。そして、アジア産の紅茶や乾燥フルーツなど。お値段は普通の製品よりも少々、高いかな……とも思われますが、BIOのお野菜だって、普通のものと比べれば、少し高いのです。自分たちの健康を考え、また不当な扱いを受けている発展途上国の農家を考え、少々高くても、BIOやフェアトレードマークのついた製品を購入する人がたくさんいるのです。
また、このフェアトレード支援は個人の買い物レベルだけにとどまらず、会社組織で行われてもいます。その代表が、フォルクスワーゲン社です。ヴォルフスブルク市にあるフォルクスワーゲン本社内のカフェで提供されているのがこのフェアトレードのコーヒーなんです。そして、フランクフルトで10月に行われたブックメッセ内に設置されたカフェにもフェアトレードのコーヒーが進出し、人気だったといいます。
日本の皆さんもこのフェアトレードのマークがついた物品を見かけたら手にとって、しばし発展途上国で汗をながしながらも伝統を守りながらまじめに手作業をしている人たちへ思いを馳せてみてください。
(ドイツ在住ライター/和田 かおる)
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◇◆DATA◇◆
ドイツのフェアトレード団体GEPAのHP(ドイツ語)
http://www.gepa.de/
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