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クリスマス・グッズで森を育て、子どもにつなぐ


●本日から19日(水)まで、浅草の浅草寺で年末の恒例行事「羽子板市」が開催されます。華やかな歌舞伎の絵柄や、今年話題になった著名人などの色とりどりの羽子板が並びます。
 クリスマス・グッズを「募金として」買うと、そのお金が森づくりに役立てられる、そんな「クリスマス・チャリティー・キャンペーン」が、今、伊勢丹で展開中だ。
 このキャンペーンは伊勢丹とグリーンサンタ基金が協力して去年から始まって、今年で2年目。伊勢丹を訪れたお客さんが、絵本「メリー グリーン クリスマス」や葉加瀬太郎さん企画のオリジナルCD、このキャンペーンピンバッチ、ストラップなどを買うと、そのお金がグリーンサンタ基金を通じて、三重県で210年続く速水林業が伊勢丹の森を育てるために使われる。

 「グリーンサンタ」は、デンマーク生まれの510歳で、デンマークの環境親善大使だが、そんなサンタが2006年から日本で始めたのが森林保護活動だ。日本で使われる木材のうち国産材はたった2割で、8割は外国からの輸入。日本の森をきちんと育ててきちんと使うことは、日本の森や山を守るだけでなく、熱帯林や遠い国の木を守ることにもつながる。世界を飛び回るサンタらしい願いなのだ。

 昨年はこの呼びかけになんと3400万円もの売り上げ(募金)があった。伊勢丹はその100%をグリーンサンタ基金に寄附。企業の社会貢献として行うため、仕入れなどの経費もすべて伊勢丹持ちで、1円も受け取らずに協力する。速水林業はその基金による費用で、昨年2.3ヘクタールの植林を行った。
 育てられた木は保育園や小学校に寄贈される。昨年は603台の机や椅子となって子どもたちの元へ届けられた。寄贈のための選考審査にはアグネス・チャンなども加わっている。きらびやかな街から森、そして子どもたちへと人々をつなぐ壮大なプロジェクトだ。

(ライター/まさのあつこ)



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