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“スキーで歩いて南極点へ”ツアー顛末記2
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プンタアレナスへ来て12日目、念願の南極大陸へ、ついに出発の時が近づいたようです。最初の4日間はとにかく荷物の整備に追われました。
大量の食糧を買い、朝昼夜の一回ごと、また一人分ごとに仕分けして60日間分の食料を用意。そしてアメリカや日本から来たものと合わせて、途中3回ある飛行機での補給に合わせて分類して荷造りするという大仕事でした。
テントを立てて、ストーブのテスト、個人装備の確認など装備面の最終確認をする傍ら、メンバーが集まって自己紹介などをします。参加者は3人。それぞれが、なぜ南極を目指すかについて話しあいました。
続いて出発前の打ち合わせが続き、やっと送り出したチームの荷物は437kg! スキーやテント、個人装備も含みますが、4分の3は食糧でした。一日の摂取カロリーは8000kcalの予定。そんなに食べられるかどうか不安です……。
11月19日は南極大陸へ唯一民間企業として空路を持っているALE/南極大陸ロジスティクス&エクスペディション社によるブリーフィングに出席。夜は食事会で、チリの有名なカクテル、ピスコサワーで酔っ払いました。
当初の予定では11月20日の朝には、南極大陸へ入る飛行機に乗っているはずでした。しかし南極大陸のパトリオットヒルズという基地滑走路では平均36ノットの強風が吹き荒れていて、最大48ノットを測定した様子。これでは安全な離着陸ができないので飛べません。
だいたい毎朝6時半に電話を待ちます。この連絡がなければ、その日飛ばない確率が高いようです。午前10時ころに再度電話が入り、基地周辺の様子や飛行可能性についての詳細がわかります。そしてまた16時の電話を待つ。結局飛ばない……。こうしてスタンバイ状態で待つこと8日目。
その間、今回初めて会った仲間とガイドの4人でたくさんのことを話し合いました。先日はホテルのオーナーが直々に、カニやオイスターの入ったチリ料理を披露してくれたし、暇つぶしに近くのゴルフ場に行ったり、近くの山歩きに出かけたり。
今、風は少しおさまりましたが、雲が消えて離着陸に十分な視界が取れるのを待っています。いつ飛んでもおかしくない。かなり切迫感ありますね。
昨日は6時半、10時、12時、2時、そして4時、さらに8時とスタンバイが連続。もしかすると飛べるかもしれないと言う。午後8時にまた電話する。飛ぶ場合はそれから45分でピックアップの車をよこすから、準備しておくようにということでした。
そろそろです。一気に緊張が高まります!
さあ、いよいよ出発できる? この後は次回ご報告させていただきます。
(登山家ライター/續 素美代)
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