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500円で一日楽しむ年末年始の東京観光
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イルミネーションきらめく東京ベイエリアへ、夕暮れのレインボーブリッジを渡って行ってきました。普段は新交通システム「ゆりかもめ」に乗るところ、初めて都営バス「虹01系統」を利用してのんびりと。レインボーブリッジを渡る唯一の路線バスで、今どき200円、一日券500円(ゆりかもめは400円、一日券900円)。利用しない手はありません。
このバスはJR浜松町駅から発車します。午後4時00分発か20分発のバスに乗れば、ちょうど夕景が見られるはず……とワクワクしているのは私だけ。観光客らしき人もちらほらいますが、路線バスなので観光ムードはゼロ。ビジネスマンやお台場ジモティがほとんどで車内は結構混み合っています。進行方向左側の座席につきました。
ルートはほぼ「ゆりかもめ」と同じ。「海岸一丁目」を過ぎると「竹芝桟橋」「日の出桟橋」と通過し、左手にレインボーブリッジが迫ってきます。「芝浦埠頭駅入口」でカメラバッグと三脚をかかえた写真愛好家が一人下車。芝浦側から見上げるアングルでレインボーブリッジをねらうのでしょう。「この先、バスはレインボーブリッジを渡ります」という車内アナウンスがあり、いよいよレインボーブリッジです。
言わずと知れたレインボーブリッジは上下2層構造の吊り橋となっています。視界良好な上層部はもちろん有料。首都高速11号台場線がゆうゆうと走り、通行料(700円通常料金)を払った人だけがばつぐんの眺望を手にします。
下層部は「ゆりかもめ」、一般道路、歩道「レインボープロムナード」の3種類のレーンがひしめき合っています。初めて知ったけど、レインボーブリッジって、歩いて渡ることもできるんですね。でも、渡りきるまで30分はかかり、風は強いし、クルマがビュンビュン通るのであまり快適ではないようです。
当然、都バスは下層部を走ります。進行方向右側は「ゆりかもめ」にふさがれて視界ナシ……(バスの座席は左側に座るべし)。左側の席からは高層ビル群が見えますが、「うわー」と感動するヒマもなく橋桁やフェンスが目の前に邪魔をして……。この貧しい眺望から、人呼んで「ビンボー(貧乏)ブリッジ」とも。
だけど橋脚の間からキラキラと輝く東京湾が目に飛び込んで、しばしの開放感に浸れないこともなく、反対方向のバスでは、お台場から富士山まで望むことができるようです。
こうして約8分で渡りきり「お台場海浜公園前」に到着。「フジテレビ前」「台場駅前」と停車し、どんどん人が降りて車内は空席も目立ちます。座席を右側に移動。
「船の科学館駅前」を過ぎると、ちょうど夕暮れ。あっという間に沈んでしまう冬の夕日もゆっくりながめられるのは、バスならでは。人々が疾走する都会のビル群を遠くに見て、のんびり走るバスのリズムが心地よく、生き返った気になります。
「日本科学未来館前」「東京港湾合同庁舎前」と過ぎ、向こうにガントリークレーンが並んでいる手前は温泉テーマパーク『大江戸温泉物語』。ひと風呂あびたい! という衝動をこらえて、このまま通過。「テレコムセンター」「パレットタウン」、そして終点の「東京ビッグサイト」に到着するとあたりはもう真っ暗。浜松町駅を出発して約30分の旅でした。
お台場のライトアップは日没から。折り返しのバスの中から見ると、さっき点灯していなかったパレットタウンの観覧車が輝いていました。レインボーブリッジは、この時期スペシャルライトアップされています。また、冬のお台場の名物「台場メモリアルツリー」(お台場海浜公園)は1月1日午前0時に点灯。さらに、1月12日までの毎週土曜日、冬の東京湾の夜空を彩る「お台場レインボー花火」(午後7時から約10分間)など、きらめきのイベントが盛りだくさんのお台場は冬でも都内で1・2位のデートスポット。カップルでなくても、年末年始にぜひお出かけになってはいかがでしょうか。
そして、都バスの旅もなかなか捨てたもんじゃないでしょ。気軽に行くならゼッタイおすすめ。東京駅や門前仲町駅からのバスもあり、1日券を有効に使えば浅草方面にも足を伸ばせて東京観光もできますよ。
(ライター/浜田 ナツミ)
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◇◆DATA◇◆
「東京都営バス」
TEL:03-3816-5700(都営交通インフォメーションセンター 9:00〜19:00無休)
HP:http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/
※都バス「虹09」:12月30日〜1月3日は休日ダイヤで運行します。
※レインボーブリッジのスペシャルライトアップ:1月3日まで日没から24時まで(12月31日は翌朝日の出まで)
※お台場メモリアルツリー:1月1日午前0時点灯。1月1日〜14日(17:00〜24:00)。
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