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その学習机、違法材ではありませんか?
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そろそろ新入学の季節。お子さんやお孫さんに学習机をと考えておられる親御さんもいらっしゃるでしょう。中には木製机がいいと思う方もいるのでは?そのときは、どんなことに気をつければいいでしょうか。機能やお値段、色、素材、色々なこだわり方があると思いますが、もう一つ「違法材」でないことにもこだわりたいですね。
でもどうやったら見分けが付くのでしょうか? 「木材の種類と産地に注意して欲しい」とアドバイスをするのは、国際環境NGOのFoEジャパンの中澤健一さんです。中澤さんによれば、近年、中国が世界有数の家具製造地になっており、中国の家具工場を目指して、世界からさまざまな木材が輸入されています。中でも人気が高いナラ材やタモ材は、隣国のロシア極東のシホテ・アリニ山脈周辺のウスリータイガの森から調達されています。
問題は、高値で取引をされるために「違法伐採が蔓延している」ことだと中澤さんは言います。つまり、伐採や取引に必要な書類を偽造したり不正入手したりして伐採し、違法材と分かっているのに賄賂を払って売買が行われます。伐採後に森の生態系が破壊され、林道で密猟者が入り込むなどもあって、500頭しかいないアムールトラや30頭にまで減ってしまったアムールヒョウの絶滅が危惧されるなど問題の連鎖が起きています。日本には、こうして、ロシア極東で違法伐採され、中国の家具工場を経由して輸入される、一見合法的な学習机が入り込んでいるのです。
せっかくの学習机には、確かなモノを選びたいもの。「国産品」と書かれていたとしても、「この机の材質は?」「どこで製造されていますか?」と積極的に店員さんに聞いてみましょう。FoEジャパンは紙芝居「違法材“ナラ”いらないよ」でお子さんにも分かりやすくこの問題を説明し、違法材の学習机を避ける方法も紹介しています。勉強しながら一緒に素敵な机を見つけられるといいですね!
(ライター/まさの あつこ)
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