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ヒッチハイクのチャリンコライダーが行く
「タダ美味」の旅・2「戸隠そば」の巻(前編)


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 美味しい蕎麦の産地となるために不可欠な条件とは?
1.朝霧が発生する
2.昼夜の寒暖の差が激しい
3.綺麗な水が流れている
4.水はけが良い(特に火山灰土)
 これら全ての条件を満たした戸隠地区で作られた『戸隠そば』を、無料で食べさせるお祭りがあるそうだ! これは行かねば……。
 ヒッチハイクと折りたたみ自転車で“ただ喰いする旅”の次の目的地は、この祭りに定まった。

 このお祭りは、2月23日(土)に長野県の戸隠スキー場で行なわれる『そば冬の陣』。スキー場で滑っている人も、滑らない引率者も、僕のように無料の蕎麦だけが目的の“いやしい人”も、会場へ行けば無料で蕎麦が食べられる。

 旧戸隠村(2005年に長野市に編入)は、人口が約4600人にもかかわらず、30以上の蕎麦屋がひしめく蕎麦の街。山岳信仰が栄えたこの地区には古くから修験者が集まり、彼らが携帯食料として持ち込んだ蕎麦により広まったと言い伝えられている。
 戸隠そばは皮を剥かずに挽いた蕎麦粉を使うのが特徴で、蕎麦の味が深く、香ばしい。味を大きく左右する水は、戸隠連山等の近隣の山々から出た湧水を使う。薬味には信州の伝統野菜に認定されているずんぐりむっくりな大根、『戸隠おろし』を使用。一般の大根に比べ格段に強い辛味が、蕎麦汁にこくを持たせる。朝霧の中で成熟した蕎麦の実、地層でろ過された水、蕎麦の味を影で引き立てる特産の大根。戸隠地区の土壌は、この土地でしか生まれることのない、おいしい手打ち蕎麦を作り上げる要素をも兼ね備えていたのである。

 さらに、お祭りで振舞われる蕎麦は戸隠地区の蕎麦屋の職人により打たれるそうだ。最上級の食材を、一流の職人が調理した蕎麦がただで振舞われるとなれば、どこかスキー場へ行こうと思っている人も、そんな予定など全くない人も、そもそもスキーをやらない人も(!?)、行かなきゃ損しちゃいますよ! ちなみに、リフト券を購入した人には、ペア宿泊券等の景品が当たるくじ引き(空くじ無し)も無料でできるそうです! さあさあ読者の皆さん、僕と一緒に戸隠スキー場を目指してみませんか?

※今回の旅は、2月20日(水)か21日(木)に東京を出発する予定です。詳細はリアルタイムで更新しているブログにて報告いたします

(ヒッチちゃりだー/村田 貴紀)


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◇◆DATA◇◆
『そば冬の陣』
日程:2008年2月23(土)※蕎麦の配布は15時から
会場:戸隠スキー場
連絡:戸隠観光協会
電話:026-254-2888

◇◆人物(プロフィール)◇◆
ヒッチちゃりだー/村田貴紀
大学卒業後、電機メーカーに就職するが早期退職し、ヒッチハイクと折りたたみ自転車で日本一周の旅に出る。その経験を元に、『寝床の値段』(東京☆一週間・関西☆一週間/講談社)、『ヒッチハイク先生からのお手紙』(不二家Webサイト)、『1日10秒の四字熟語塾』(AOLダイアリー)等の旅コラムを連載。BE-PALでは記者を務めるなど、現在はフリーライターとして活躍中。

HP:http://tabi.cc/
旅ブログ:http://ameblo.jp/kuinige/ ☆メッセージ書き込み歓迎!!

★『タダ美味の旅』バックナンバー★
【1】1月「おおたけカキ」の巻(前編)
【2】1月「おおたけカキ」の巻(後編)



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