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ヒッチハイクのチャリンコライダーが行く
「タダ美味」の旅・3「真の河豚」の巻(前編)

●アイルランドの守護聖人、セント・パトリックにちなんだお祭り「第5回 セントパトリックデーパレード横浜元町」が、3/8に開催されます。当日はアイルランドのシンボルカラーでもある緑色の服を着て、見に行きませんか!
 「値段は10分の1だけど、とらふぐより旨い」
 山口県でふぐ漁をする漁師達から圧倒的な支持を集めているのは、2月〜4月に最盛期を迎える真(ま)ふぐだ。果たしてそんなに旨いのか???
 半信半疑の僕の元に「真ふぐをタダで食わせるお祭りがある」との情報が舞い込んだ。これは行かねば!!

 お祭りが行なわれるのは、真ふぐの日本一の水揚げを誇る山口県萩市。3月9日(日)に開かれる『萩の真ふぐ祭り』で、刺身とたたきが振舞われるそうだ。ヒッチハイクと折りたたみ自転車で“タダ喰いする旅”の次の目的地は、この祭りに定まった。

 この時期になると萩沖に大量の真ふぐが回遊してくるため、一帯では古くから真ふぐ漁が行なわれてきた。網を使わず延縄で行う漁法が特徴で、一匹ずつ丁寧に吊り上げ、生きたまま生簀に入れて水揚げをする。海底から上げられたふぐは水圧の変化により浮き袋が膨らんでしまうため、金属製のストローを肛門に挿し、気圧の調整をする必要がある。この作業は難しく、熟練の技術が必要だ。真ふぐの延縄漁は山口県と九州の一部の地域を除いてほとんど行なわれておらず、70%が萩で水揚げされている。

 高級食材として名の知れているとらふぐは水揚げの約95%が養殖であるのに対し、真ふぐは全て天然ものだ。天然とらふぐの水揚げは全国で100トン。真ふぐは萩市だけで300トンある。
 とらふぐの肉は、旨み成分の「アミノ酸」が増大する死後1〜2日ころが一番美味しいと言われ、新鮮な刺身が食べられることはほとんどないが、真ふぐは食べる直前に捌くのが基本。今回のお祭りで振舞われる刺身も、当日捌かれる。肉が比較的柔らかく、とらふぐほど薄く切る必要がないため、味も濃厚だ。とらふぐは体に刺があり、また、共食いをする習性があるが、真ふぐは体にも性格にも棘がない(共食いをしない)。そのため、生簀の中で傷物になる心配も少ない。

 ここまで聞くと、「とらふぐより真ふぐの方が旨いのでは」と思った人も多いはず!?
 今まで何も知らずに高価なふぐを食べ続けてきた読者の皆様! 僕と一緒に“安くて旨いふぐ”を試食しに行きませんか?

※真ふぐの味や食感、旅の様子等のレポートは、後日改めてairBE-PALで配信致します。
※今回の旅は、3月5日(水)か6日(木)に東京を出発する予定です。詳細はリアルタイムで更新しているブログにて報告いたします

(ヒッチちゃりだー/村田 貴紀)


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◇◆DATA◇◆
『萩の真ふぐ祭り』
日程:2008年3月9(日)
時間:10時〜14時
会場:山口県漁協萩地方卸売市場
連絡:萩の真ふぐ祭り実行委員会事務局
電話:0838(25)2230

◇◆人物(プロフィール)◇◆
ヒッチちゃりだー/村田貴紀
大学卒業後、電機メーカーに就職するが早期退職し、ヒッチハイクと折りたたみ自転車で日本一周の旅に出る。その経験を元に、『寝床の値段』(東京☆一週間・関西☆一週間/講談社)、『ヒッチハイク先生からのお手紙』(不二家Webサイト)、『1日10秒の四字熟語塾』(AOLダイアリー)等の旅コラムを連載。BE-PALでは記者を務めるなど、現在はフリーライターとして活躍中。
■HP:http://tabi.cc/
■旅ブログ:http://ameblo.jp/kuinige/ ☆メッセージ書き込み歓迎!!

★『タダ美味の旅』バックナンバー★
【1】「おおたけカキ」(前編)2008.01.26
【2】「おおたけカキ」(後編)2008.02.16
【3】「戸隠そば」(前編)2008.02.20



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