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ヒッチハイクのチャリンコライダーが行く
「タダ美味」の旅・4「山菜が満載」の巻(前編)
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アケビ、ウド、オランダガラシ(クレソン)、コゴミ、コシアブラ、タラノメ、ニワトコ、モミジガサ(シドケ)、ユリワサビ、ワラビ……。貴方はどの山菜を食べたいですか? 「全部食べた〜い!」などと思った"いやしい"読者様は必見。なんと、これらの山菜をたんまりと食べさせてくれるお祭りが今週末に開催されるのだ。
僕は今、こうした“美味いもの”をタダで喰わせてくれるお祭りを目的地に、毎月、旅をしている。移動はヒッチハイクと自転車。タダで行ってタダで喰う、というわけだ。
1月は広島でカキ、2月は長野でそば、3月は山口で河豚をタダ喰いしてきた。4月は旬の山菜を食べたいと思い山菜に限定して調査し、4月26日(土)〜27日(日)に開かれる『旬菜祭り』へ行くことに決めた。
山菜を振舞うお祭りは全国各地に沢山あった。しかし、これほどまでに種類が豊富な祭りは他にない。
イベントの会場となる『ワークショップ宮床』(宮城県大和町)は、山菜の宝庫である奥羽山脈の裾野にある。お祭りの代表者である君ヶ袋さん曰く、「山菜は裏の山の中に入れば採れますから。当日、食材が無くなってもその時に採りに行けば大丈夫」なのだとか。裏の山には、里山ではまずお目見えすることのないウドも自生している。
実や皮を食べることで有名なアケビだが、この地域では芽も食す。これが実や皮より旨い。ユリワサビは葉だけでなくつぼみも食用に使う。山菜と共に生活をしてきたこの地域の人々は、山菜の美味しい食べ方も知り尽くしている。
裏の山から積んできたばかりの山菜は、サッと油で揚げ来客者に振舞われる。旬の山菜を楽しむなら天ぷらにするのが一番良い。熱により灰汁の渋みが抜け、植物性の甘みと、春の訪れを感じさせる青臭い香りが衣の中にぎゅっと包みこまれる。鮮度の良い山菜ならではの筋の通った食感も、そのまま楽しめる。
君ヶ袋さんは「最近は山菜の栽培も盛んになりましたが、あれは味が薄くて駄目ですね。それに、都心の店に並んでいる山菜は、輸送により、どうしても香りや繊維のコシが失われてしまう。山林で作られた腐葉土や太陽光によって育てられた天然の山菜の味を、子供たちに知ってもらいたいんです」と意気込む。
さらに、タダ喰い出来る食品は山菜だけに留まらない。昨年はサフラン入りの混ぜご飯とサフランティー、『おごご』と呼ばれるご当地の漬物も振舞われた。しかし、今年は何が振舞われるかは未定とのこと。
「スタッフの奥様達が持ち寄った手料理もお客さんに振舞っているんです。だから何が食べられるかは当日にならないとわからないんですよ」
今まで訪問してきたお祭りとは違い、どこかのどかな雰囲気を予感させる『旬菜祭り』。行列も「多分できない」そうなので、皆さんも気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
※山菜の味や食感、旅の様子等のレポートは、後日改めてAirbepalで配信致します。
※今回の旅は、4月23日(水)前後に東京を出発する予定です。詳細はリアルタイムで更新しているブログにて報告いたします。
(ヒッチちゃりだー/村田 貴紀)
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◇◆DATA◇◆
『旬菜祭り』
日程:2008年4月26日(土)・27日(日)
時間:10時〜15時
会場:ワークショップ宮床
住所:宮城県大和町宮床四辻229
電話:022(346)5820
◇◆人物(プロフィール)◇◆
ヒッチちゃりだー/村田 貴紀
大学卒業後、電機メーカーに就職するが早期退職し、ヒッチハイクと折りたたみ自転車で日本一周の旅に出る。その経験を元に、『寝床の値段』(東京☆一週間・関西☆一週間/講談社)、『ヒッチハイク先生からのお手紙』(不二家Webサイト)、『1日10秒の四字熟語塾』(AOLダイアリー)等の旅コラムを連載。BE-PALでは記者を務めるなど、現在はフリーライターとして活躍中。
HP:http://tabi.cc/
旅ブログ:http://ameblo.jp/kuinige/ ☆メッセージ書き込み歓迎!!
★『タダ美味の旅』バックナンバー★
【1】1月「おおたけカキ」の巻(前編)2008.01.26配信
【2】1月「おおたけカキ」の巻(後編)2008.02.16配信
【3】2月「戸隠そば」の巻(前編)2008.02.20配信
【4】3月「真ふぐ」の巻(前編)2008.03.06配信
【5】2月「戸隠そば」の巻(後編)2008.03.13配信
【6】3月「真ふぐ」の巻(後編)2008.03.22配信
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