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春のうららの隅田川下りはいかが?
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温かな日差しを浴びながら、東京都観光汽船の水上バスで隅田川ラインを愉しんできました。吾妻橋の脇にある浅草水上バス乗船場で船に乗り、浜離宮を経て、日の出桟橋まで約40分の船旅です。
吾妻橋、駒形橋、厩橋、蔵前橋、JR総武線の鉄橋、両国橋、新大橋、清洲橋、隅田川大橋、永代橋、中央大橋、佃大橋、勝鬨橋。東京で生活していてもほとんど意識しませんが、隅田川にはたくさんの橋が架かっています。しかもそれぞれ橋の形も色も異なり、船上から眺めているだけでもなかなか愉しいです。
JR総武線で通勤している方も多いと思いますが、いつもは車内から見下ろしている川から、総武線を眺めてみませんか。カヌーよりは吃水が高いとはいえ、アメンボになった感覚で東京の空を眺めることができます。
隅田川に架かる橋の中で、晴海通りに架かる勝鬨橋がいちばん好きです。レトロな美しいデザインに惚れ惚れとしてしまいます。第二次世界大戦前の、昭和15年に架設されたこの橋は、日本を代表する可動橋として知られています。その後、交通量の激増により、昭和43年3月に開閉を止め、昭和45年11月までに点検のために4回開閉したそうですが、それ以後、一度も開閉したことがありません。
昭和35年に東京で生まれ、葛飾区で育った筆者も、勝鬨橋の上を路面電車が走っている姿を見た覚えがあります。しかし、橋が開いたのを見た記憶はほとんどありません。
勝鬨橋の「鬨」という漢字が好きなのですが、当用漢字外のため、いまでは都営大江戸線の駅名も、周辺の地名も、「勝どき」と表記されています。
勝鬨橋を過ぎると、右手に築地市場が見えてきます。場外市場を散策してラーメンを食べたり、正月用の買い物をする機会はあっても、隅田川に接する築地市場を見ることはまずありません。
進行方向にレインボーブリッジと、左手奥にフジテレビの社屋が見えてくると、船は大きく旋回して浜離宮に着岸します。ここで下船して園内を歩き、新橋方面まで歩いてもいいでしょう。次の目的地の日の出桟橋で船を降り、浜松町まで、あるいは東京タワーまで散策しても愉しいと思います。
この日、私は水上バスで吾妻橋まで戻り、計約1時間半のクルージングを愉しみました。
GWが終わり、少し静かになった隅田川を水上バスで下ってみませんか。新しい東京を発見できるかも知れません。浅草から浜離宮までは720円。日の出桟橋までは760円。往復割引もあります。なお、浜離宮で下船する場合、別途入園料が必要です。
(ライター/中島 茂信)
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◇◆DATA◇◆
詳細は東京都観光汽船のHPをご覧ください。
時刻表や隅田川ライン以外の路線情報も掲載されています。
HP:http://www.suijobus.co.jp/index.php3
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