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ヒッチハイクのチャリンコライダーが行く
「タダ美味」の旅・6「皇室のスイカ」の巻(前編)
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昭和天皇に献上されたフルーツが、一般庶民に無料で振舞われる! そのフルーツの正体は、糖度13.5度と甘く、サクっと音が出るほど歯ごたえのある、7kg級の大玉スイカ。鮮度抜群の採れたてを、塩をかけずにかぶりつく。昭和天皇も楽しまれたというスイカの味とは、いったいどのようなものなのだろうか?
僕は今、こうした“タダ喰いできる”お祭りを目的地に、毎月、旅をしている。1月は広島でカキを、2月は長野でそばを、3月は山口で河豚を、4月は宮城で山菜を、5月は静岡でカツオをタダ喰いしてきた。移動はヒッチハイクと自転車。タダで行ってタダで喰う、というわけだ。
今月の目的地は千葉県の富里市で開催される『すいかまつり』。出発地の東京からさほど遠くないので、今回はヒッチハイクをせず、のんびりと自転車で行ってみようかと思う。
富里市のスイカ栽培は昭和初期に急速に発展した。火山灰土の土壌が栽培に適していたのだ。そして昭和11年、富里産のスイカが皇室へ献上されたことを期に、名産地としてその名を全国に轟かせる。
『栽培作付統制』により昭和18〜24年はスイカの栽培を禁じられるが、統制解除後いち早く栽培を再開。栽培は本日まで続けられ、全国で2番目の生産量を誇る規模にまで成長した。
生産量だけでなく、高い品質もまた受け継がれている。
富里産スイカの主力品種『紅大』は、例年スイカ共進会に選ばれる上等種。房総半島の中央部に位置する富里市は日中の寒暖差が激しく、糖度の高いスイカが産まれる。糖度規制を設け、11度以下のものは出荷していない。スイカは中央の糖分が高く、外側は低くなる性質があるため、糖度測定は中央と外側の2箇所で行う。糖分が満遍なく行き渡っていて、中央と外側の差がほとんどないのが『紅大』の特徴のひとつでもある。また、繊維が緻密であり、硬度が高く歯ごたえが良い。玉も大きく、収穫期にはほとんどが2Lサイズにまで育つ。甘い、硬い、デカイと三拍子そろった、スイカ界のエリートなのである。
さらに、スイカの品質を大きく左右する散布用の水は、昭和11年当時と同じ地下水を使用している。
スイカの90%は水分でできているというから、昭和天皇が召し上がったスイカと“ほぼ同じ”であると言っても過言ではないハズ!?
※振舞われた料理の味や食感、旅の様子等のレポートは、後日改めてair BE-PALで配信致します。
※今回の旅は、6月13日(金)前後に東京を出発する予定です。詳細はリアルタイムで更新しているブログにて報告いたします。
(ヒッチちゃりだー/村田 貴紀)
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◇◆DATA◇◆
『すいかまつり』
日程:2008年6月15日(日)
時間:9時〜15時
会場:富里中央公民館前(駐車場)
住所:千葉県富里市七栄652−1
連絡:富里市産業まつり実行委員会
電話:0476(93)1111
◇◆人物(プロフィール)◇◆
ヒッチちゃりだー/村田貴紀
大学卒業後、電機メーカーに就職するが早期退職し、ヒッチハイクと折りたたみ自転車で日本一周の旅に出る。その経験を元に、『寝床の値段』(東京☆一週間・関西☆一週間/講談社)、『ヒッチハイク先生からのお手紙』(不二家Webサイト)、『1日10秒の四字熟語塾』(AOLダイアリー)等の旅コラムを連載。BE-PALでは記者を務めるなど、現在はフリーライターとして活躍中。
HP:http://tabi.cc/
旅ブログ:http://ameblo.jp/kuinige/ ☆メッセージ書き込み歓迎!!
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