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ロンドンっ子をびっくりさせた風呂敷ピクニック


●大好評の連載小説『虹の幻灯譜』最新話、アップいたしました。こちらもどうぞお読みください。
 日本の皆さんは、ピクニックってよくしますか? 私の住むロンドンでは芝生の公園があちこちにあるので、日の長いこの季節は友達と示し合わせてピクニック、っていうことがよくあります。
 この春に日本に帰省した私、「こりゃピクニックにええわ」とほくほく顔でこちらに持ち帰ったモノとは……風呂敷。原宿のふろしき専門店「むす美」さんで巡りあった素敵なリバーシブルふろしきが、私の秘密兵器です。これで英国人をぎゃふんと、いや、ほほう、と言わせてやろーってぇ目論見です。

 包み方で参考にしたのは「初めてのふろしきレッスン」、むす美のアートディレクター、山田悦子さん監修のハウツー本です。やっぱり、ピクニックといえばバスケット! ということで、カゴが持ち手のついたバスケットに変身する「バスケット包み」、それと2枚のふろしきを用いた「ふろしきリュック」ですかね。カゴには小瓶ビール、マスカットやチーズ、ラズベリーを詰め、リュックにはパンやクラッカー、手作りマカロンなどを詰めました。中身を出したら、レジャーシートに早変わりするのはいうまでもありません。
 今日はどれくらい人が来るかな? とりあえずメールで「ピクニックするよ〜」と思いつくままに声をかけるので、どれくらい集まるかは始まってからのお楽しみ。

 さて。リュックをしょって友人にバスケットを持たせて出発しました。ウチから5分のこの公園、ワイルドさが売りなので花壇などはないんだけど、迷っちゃうくらい広大な空間が気持ちいい。どう? このリュック。ショルダー部分と本体でふろしきを1枚ずつ使うので、 手持ちのスカーフを柄on柄で使ってみました。ちょっとサイケなフラワーチルドレン風なつもり。

 夕方6時から始まるピクニックは、昼間の暑さもなく、黄金色の太陽の光が美しい。仕事帰りでも余裕なので、休日に限らず天気のよい平日を選び、夕ご飯もかねて日の暮れるまで遊びます。今日の集まりは10人くらい、持ち寄りの食べ物は会社帰りに買って、仕事カバンに忍ばせたふろしきをバッグにして入れてくるってのもいいかもね。

 初めましての人も、昔からの友人も、喋ってフリスビーをして、気がついたら真っ暗に。さあさあ帰りましょ、とカゴは外して汚れたお皿を入れ、残った食べ物は同じふろしきをショッピングバッグの包み方にしてぽんぽん放り込んでおしまい。そのアレンジの簡単さと素早さに「オオー」と歓声の上がったのは、いうまでもありません。

(ロンドン在住フォトグラファー/山内ミキ)


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◇◆参考◇◆
ふろしき専門店・京都和文化研究所「むす美」ホームページ



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