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お米作り隊の夏が終わった
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「お米作り隊」(千葉県八千代市立萱田南小学校の有志)が田植えをしたのは、5月11日のことです。以来、娘とふたりで毎週のように田んぼを観察するようになり、15週が経ちました。ひ弱だった稲がすくすくと育っていくその生長ぶりには、とても驚かれたものです。その驚きが、毎週田んぼに行きたくなる原動力だったような気がします。
再び、隊のメンバーが集まり、除草作業をしたのは、6月下旬です。ヤゴやオタマジャクシをつかまえた子供が、大はしゃぎしていた姿がとても印象的でした。田んぼに行く度に娘が再会を愉しみにしていたのが、このカエルです。田んぼ脇の溝に、3匹のウキョウダルマガエルが棲息していました。静かに近づいていくと、逃げずにその姿を見せてくれたものです。またある日、田んぼのあぜ道を歩いていると、ゲンゴロウの幼虫を確認しました。稲の生長もさることながら、いろいろな生物に出会えるのも田んぼ観察の愉しみでした。
7月13日の時点ではまだ田んぼに水がはってありましたが、その翌週にはすっかり干上がっていました。田んぼのオーナーである周郷さんから電話をもらったのは、7月下旬のことです。「穂が出てきたよ。来週あたり、見に行ってご覧よ」という連絡でした。
8月2日、娘と田んぼに行ってみると、稲の穂が出ています。当初、まだスカスカだった籾(もみ)も、徐々にふっくらとしていき、お盆の頃から首をたれるようになりました。稲の成長は嬉しかったものの、田んぼが干上がった頃から、あの3匹のウキョウダルマガエルの鳴き声が聞こえなくなりました。田んぼ脇の溝から姿を消したのです。いつも元気に鳴いていたあのカエルたちはどこに行ってしまったのか、娘は心配していました。
稲刈りは9月中旬の予定です。「お米作り隊」のメンバーが田んぼに集まり、収穫の喜びを分かち合うことになると思います。刈り取った稲の大半は周郷さんが持ち帰り、乾燥と脱穀をしてくれるはずですが、その一部を小学校に運ぶことになるかもしれません。「生徒みんなに稲を見せてあげたい」と考えている校長先生の配慮で、稲を校庭で干す計画もあるそうです。校庭で天日干した稲を9月末頃、脱穀する予定ですが、その際、釘などを使って手作りした千歯(せんば)こきで、脱穀作業をするプランを校長先生が温めていると聞いています。機械を使わず、自分たちの手でどこまでできるかのわかりません。でも、校長先生をはじめ、「お米作り隊」の父兄は、米作りを子供たちに体験させることで、「日本の米食文化を肌で感じてもらいたい」と願っています。きっと子供たちもどんなお米がとれるのか、愉しみにしているはずです。
残念ながら、エアービーパルが今月末で終わってしまうため、稲刈りや脱穀の様子を報告することができなくなりました。その変わり、筆者のブログ「デブデブ食ッカー」で、「お米作り隊」のその後の活動を発表させていただこうと思っています。炊き立ての、おいしそうなご飯をお目にかけることができるはずです。
これまでエアービーパルを読んでいただき、ありがとうございました。
(ライター/中島 茂信)
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◇◆お知らせ◇◆
「airBE-PAL」は2008年8月31日を以って終了することになりました。
長い間ご愛読いただき、まことにありがとうございました。
31日まで、まだまだ新鮮な記事を配信し続けます。最後までお楽しみに。
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