バナー

1943号目のごあいさつ
〜いつでもどこでものBE-PALをめざして〜


●明日9/1(月)から、富山県の幻想的なお祭り「おわら風の盆」がはじまります。歴史を感じさせる越中八尾の街並みと、哀愁を感じさせる音楽、優雅な踊りが有名です。
 この号でエアービーパルは1943号となりました。手前味噌ながら、2003年5月に発刊して以来、5年余、お盆やお正月の三箇日も含め、たった1日も休むことなく配信されたことには感心しています。応援してくれた読者のみなさん、筆者のみなさん、制作スタッフのみなさん、ほんとうにありがとうございました!

 エアービーパルは、BE-PAL編集部としてはユニークな挑戦でした。月1回の刊行で、紙幅に限りがある雑誌が、収めきれない情報や速報したいニュースをhtml形式の美しい体裁のメールマガジンで伝える。紙のメディアをインターネット・メディアが補完するという試みです。
 インターネットは、この10年少々で一気に生活に浸透しました。それ以前は、ひとつのことを調べるのに、あちこちを調べ回らねばならなかったのが、いまや数クリックだけで済んだりする。とても便利なことです!
 しかし、インターネットの世界には、無責任で粗悪な情報も溢れかえっています。受け手に厳しい選択眼が求められる一方で、発信側にはより強い自覚と責任、技量が必要になっているのではないかと思います。そういう意味で、雑誌の編集部がインターネット・メディアに関わっていくことは、とても重要なことだと信じています。

 また、ITは日進月歩の世界。新しい技術やサービスが次々と生まれています。たとえば、みなさんは、携帯電話がいまほど普及していなかったころのことを思い出せるでしょうか? どうやってひとと連絡をとったり、待ち合わせしたりしてたんだっけと。携帯電話が、こんなにも急速に、多機能で生活に欠かせないものになるとは、ITの進歩のなかでも、とくに驚くべきことです。
 アウトドアや旅においても携帯電話は必携の道具になっています。「ああいう煩わしいものから離れられるからアウトドアなんだよ!」という方もいらっしゃるでしょうけど、どこにいても、移動していてもコミュニケーションできたり、情報に触れられるというのは、人類の夢の実現といっていいでしょう。少なくともアウトドアでの安全への貢献は計りしれません。

 エアービーパルは、おもにパソコンでの閲覧を企図していました。大きな画面で、雑誌のページを読むようにお楽しみいただけたらと考えたからです。携帯版もご用意していましたが、一部の電話会社の一部の端末のみに配信可能という状況は、多くの読者の方々にとって不便であったにちがいありません。また、すべての電話会社、端末に配信できるようにするためには、技術とコストの大きな壁がありました。
 しかし、いまや情報伝達の鍵は携帯電話の端末にあるという時代。ましてやアウトドアのメディアであるならば、よりアウトドアなメディアでありたいと願います!

 エアービーパルは、“いつでもどこでものBE-PAL”をめざして、携帯電話を主にしたメディアに変身するべく、今号をもって一旦、休止します。十分な充電期間をおいた後、またインターネット上でお目にかかりましょう! そして、引き続き、月刊『BE-PAL』と、そのホームページ『iBE-PAL』をよろしくお願いします!!

(BE-PAL副編集長/川辺 一雅)


------------------------------------------------------
◇◆最後に◇◆
エアービーパル創刊は2003年5月6日。お花屋さんの話題でした。それ以降、国内外のトピック、イベントや新製品の情報やレポート、本誌のこぼれ話……などなどを毎日配信。ケータイ版では“ケータイ小説”の連載などもありました。この小説はPC版でも月遅れでまとめて読むことができ、こちらも好評でした。これらのバックナンバーの一部は、配信休止後もしばらくの期間、エアービーパルのホームページでご覧いただけます。
※当時の記事の中に出てくる連絡先やURLは記事をお届けした当時のものです。現時点での情報ではありませんのでご注意ください。


☆★覚えていますか? こんな記事☆★
【創刊号】「母の日」にうれしい自然のお届け便(2003年5月6日)
創刊号は母の日の直前でした。当時の記事はこんなに短かったのです。

【第29号】アカショウビンの意外な美声(2003年6月3日)
和田剛一さんの、鳥の美声が聴ける記事はいつも楽しみでした。

【第65号】シジュウカラと僕の10年物語(2003年7月9日)
シジュウカラの親子の旅立ちを追ったルポ。

【第553号】【がんばれ新潟!】シェルパ斉藤、現地レポート(2004年11月8日)
2004年は新潟中越地震の年。エアービーパルも応援にがんばりました。

【第755号】婚姻色に染まった幻の魚・イトウに遭遇(2005年5月31日)
幻の真っ赤なイトウの姿をとらえました。

【第1043号】あの汚かった多摩川の、すてきなシンデレラ・ストーリー(2006年3月15日)
アユ100万匹とともに戻ってきた“清流・多摩川”!

【第1408号】50年目の南極。昭和基地から女性隊員の手紙・1(2007年3月15日)
昭和基地から“直送”された女性隊員の手記第1回。


☆★エアービーパルからは数々の小説も生まれました☆★
オババの森の木登り探偵」(平野肇・著)
都会に残った「オババの森」で繰り広げられる探偵ミステリー小説。

海辺の家族」(文/こばやしまさこ・写真/小林安雅)
水中写真家と海好きライターの家族。その暮らしを美しい写真とともに。

雨の日時計」(中元彩紀子・著)
ちょっとレトロな空気感が独特の、詠み切り短編小説集です。

虹の幻灯譜」(中元彩紀子・著)
自然の中にひそむちいさな「徴」。スピリチュアルな風が漂う短編連作。



TOPへ新製品ショップ話題フィールドメディア
ご意見・お問い合わせair BE-PALとは?Privacy Policy
小学館のプライバシーステートメント


 © Shogakukan Inc. 2008 © 村上康成
 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
 掲載の記事・写真・イラスト等、すべてのコンテンツの無断複写、転載を禁じます。