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島根・高津川、来年の「落ち鮎」を今から予約すべし!


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 岐阜の馬瀬(まぜ)川、高知の野根(のね)川、島根の高津(たかつ)川。この3つの川に共通するものは何? ピンときた方は、かなりの食いしん坊釣り師ですね。

 実は、親しい釣り仲間のあいだで「鮎はどこの川のがいちばんうまいか」の議論になると必ず登場するのが、この3つの川の名前。どの川も水質の良さで知られています

 で、今回は島根の高津川で食べた、とびっきりおいしい「落ち鮎」(産卵のために川を下り始めた鮎)のお話。

 体長25cmはあろうかという立派な鮎。それが、こんがりときつね色に焼き上げられて、大皿の上で泳いでいました。

 頭からまるごとかぶりつくと、口の中に川苔の香りと苦みが広がり、炭火でじっくりと火入れされた身と皮が、パリパリ、サクサク軽やかな音をたてます。

 パンパンに膨れたお腹のあたりにさしかかると、鮮やかな黄色い粒がほろほろと口の脇からこぼれて、「もったいない! 一粒たりとも逃すものか」という気分。

 この真子の味をどう表現すればいいのか。あの、北海道・鵡川(むかわ)産の本シシャモの卵を、もっともっと上品にした感じといえばいいのでしょうか。とにかく鮎遍歴(?)の長い私も未経験の、とんでもなくうまい鮎でした。

 「日原(にちはら)町『美加登家(みかどや)』という小さな割烹が、落ち鮎の季節にだけ出す特別の鮎がある」と聞いたのは、今年の夏のこと。広島の田舎に帰省したついでに足を延ばしたのが10月の末で、なんとかぎりぎり間に合っての初体験でした。

 というわけで、今年はもう間に合わない情報で恐縮ですが、鮎の味にこだわる方は、ぜひ来年、体験してみてください。ちなみに、食べたその日に来年の予約をしていくお客さんもいるらしいですよ。
(air BE-PALプロデューサー/黒笹慈幾)

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◇◆割烹 美加登家◇◆
http://www.sun-net.jp/~mikadoya/
TEL 0856-74-0341
島根県鹿足郡日原町大字日原221-2 (地図はこちら)
交通/JR山口線「日原」駅よりタクシーで5分
車の場合、中国自動車道「六日市IC」から国道187号線で
日原方面へ向かい、約40分。



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