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【ロンドン通信】 世界遺産「キュー・ガーデン」の紅葉


●イギリスの庭園に興味がある方へ。イギリス人と庭園とのかかわりを、写真満載でつづった好著『図説 英国庭園物語』。

●ロンドンのクリスマス&年末年始イベントガイドも掲載しています。「英国政府官公庁」ウェブサイト。

●今日の執筆者、山内ミキさんのウェブサイト「MIKIY PHOTOGRAPHY」。スタイリッシュな写真がたくさん見られます。
 この夏、記録破りの猛暑にうだった頭にも、ようやく秋風が吹き抜けるロンドン。インターネットで覗く日本の情報に触発され、こちらも紅葉ハントに出かけてきました。

 目的地は、かの有名な「キュー・ガーデン」。ロンドン近郊、250年の歴史を誇る王立植物園です。300ヘクタールという広大な敷地に、古今東西を網羅した植物相の豊かさには、何度足を運んでも新しい発見があります。

 折しもこの7月、ユネスコの世界遺産に認定されたばかり。ここなら欲張って、世界中の「紅葉」が見られるに違いないと踏んだわけです。

 見事な色合いで目を惹くもみじなどは、こちらではエキゾチックな種類とされており、なかなか見かけることがありません。が、園内には日本庭園も設けられており、ようやく色づきはじめた様子の、日本の木々もそこここに見かけられました。

 他にも、ヒッコリー(アメリカ原産)やカエデ(カナダ)、樫の木、ポプラなど、濃淡の差はあれ、青空をバックに色が冴えています

 そこからふらふらと並木道を散策。黄色い葉をつけたブナの木などに囲まれ、わぁ金色のニューヨークのセントラルパークみたい(行ったことはないのですが)、と浸っていると、目の前を目も覚めるようなカラフルな鳥が横切り、目を奪われました。

 黄金雉(Golden pheasant)という種類で、リスと奪い合うように、手からエサも食べてくれます。さすが王立、ハトの代わりにこんな鳥が……と妙に感心。

 専門家いわく、今年は「赤く、長い秋」。8月の熱波と、それに続く軽い雨が災い転じて幸いし、近年まれに見る彩りになりそうだとか。加えて、夏の名残の風のない天気のよさのおかげで、葉落ちが少なく、長めのショーが楽しめるといいます。

 キュー・ガーデンでは、ただいま「Autumn Cornucopia」(豊饒の秋)というフェアを開催中。11月2日までですが、このぶんではボーナス期間が付いてきそうですね。私も2週間後に色づきぐあいを再チェックしてみるつもりです。
(ロンドン在住フォトグラファー・山内ミキ)

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◇◆キュー・ガーデン Royal Botanic Gardens, Kew◇◆
http://www.kew.org
Kew, Richmond, Greater London TW9 3AB
開園時間/9:30〜16:15(10月26日〜2月7日)
入園料/大人£7.50(約1,400円)
交通/地下鉄 District Line「Kew Gardens」駅



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