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桜前線の終着駅、根室のチシマザクラはこれからが見頃
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みなさんこんにちは! BE-PAL本誌「おんなひとり鉄道旅」の矢野直美です。
今年のお花見はいかがでしたか? え、桜の話題はもう古い? いえいえ、北海道にはこれから咲き始める桜があるのです。
根室市 「清隆寺」の境内にあるチシマザクラが開花するのは、例年5月の中〜下旬。日本の平野部を走る桜前線の終着駅とされています。
チシマザクラは寒さに強く、あまり上へ伸びず横に広がるのが特徴。木によって花の色が違い、多いのは白色。咲き始めは薄紅色で、次第に白い輝きが増し、最後にもう一度紅くなるともいわれています。
もともとはこの地に自生していた桜ではなく、明治2年に国後島から根室に持ち込まれ、そのチシマザクラが明治44年に清隆寺に寄贈されたとか。花の見頃は5月下旬〜6月上旬。ちなみに私は昨年の5月25日に訪れたのですが、ちょうどその日が満開でした。
さて、北海道のお花見といえば、ジンギスカン。もちろん清隆寺では行ないませんが、桜の名所で知られる静内「二十間道路」や札幌「円山公園」などでは、シーズンになると人々がジンギスカンを囲み、桜の木の下で宴会をしています。私たち北海道民には当たり前の光景なのですが、道外の人には「いったいなんの騒ぎ?」と驚かれることが多く……ええと、お花見ジンギスカンって不思議なの?
という疑問はさておき、桜前線の終着駅である根室は、根室本線の終着駅でもあります。私は、通称「車石」と呼ばれる奇石が点在する「花咲岬」、オジロワシやクマゲラといった野鳥たちのサンクチュアリ「春国岱」などのスポットが好きです。また、根室市民はみんな知っているけど、それ以外の人にはほとんど知られていない「エスカロップ」というメニューもあります。
夏はたくさんの観光客が訪れる根室も、今の時期は旅人の姿もほとんど見られず、静かで気持ちのいい寂しさがあります。日本で一番遅いお花見を楽しみに、機会がありましたら春の根室を訪れてみてはいかがでしょうか(^^)
(フォトライター・鉄子/矢野直美)
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◇◆清隆寺◇◆
http://www.marimo.or.jp/~daiken/
北海道根室市松本町2-2(地図はこちら)
拝観無料 無休
交通/JR根室本線「根室」駅から徒歩約10分
問い合わせ先/根室市観光協会 TEL 0153-24-3104
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