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都会の川、鶴見川の源流を歩く
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鶴見川源流の森を歩く、いるか丘陵とことんめぐり鶴見川源流編が11月11日に開催されました。当日は生憎の雨で、予定されたコースでは中止となりましたが、「とことん残念会」として、集まった参加者で鶴見川源流を歩きました。
鶴見川は横浜市の北を流れる都会の川として知られていますが、源流は東京都町田市にあります。源流域は、中流や下流のような都会の風景とは違い、丘陵地の斜面や尾根に雑木林が、谷戸(やと=丘陵や台地に刻まれた小さな谷のこと)には農地が広がる多摩丘陵の原風景が残されています。雑木林はもちろん大きな緑のダム。生きもののにぎわいのある森というだけでなく、鶴見川の洪水を調節する「保水の森」です。
今回は、管理作業が進む鶴見川源流の森の中を中心に歩きました。森の尾根筋や、谷から尾根に上がる斜面には昔は小道が縦横に通っていたものですが、長く使用されずにタケやササが繁茂し、所在も分からない状態になっていました。しかし、数年前から町田市による森の保全が進む中、町田市と鶴見川源流ネットワークとの連携による管理作業が行われ、今回はかつての道をかなり快適にたどることができました。森の中の道を進んでいくと目の前の尾根の頂点に多摩ニュータウンの給水塔。こんなに近かったとは知りませんでした。
現れたのは道だけでなく、谷戸の奥に棚田状の湿地や、竹やぶが取り払われた中から形の良いイヌシデの巨木も。また、地元の小学校と協働で育成しているドングリ畑では、源流の森の次世代を担うコナラやクヌギの苗が待ち構えていました。鉄道延伸計画による市街地開発への強い期待の広がる一帯ですが、その源流部の一角で、かつての管理が行き届いていた源流の緑や水辺の姿が見事に蘇っていく様子を伺うことができた一日でした。
鶴見川源流の森の管理作業はまだその途上。どんな回復をみせてゆくのか、さらに楽しみになってきました。鶴見川源流の森の回復作業へのご参加も、お待ちしています。
(npo流域自然研究会/白井 たけし)
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◇◆DATA◇◆
<リンク>
鶴見川源流ネットワーク 鶴見川源流での活動や、源流の谷戸の詳細はこちらから。
いるか丘陵ネットワーク
いるか丘陵は、多摩三浦丘陵を空から見るとイルカの形にみえることから、こう呼ばれています。エコツアーも多数開催しています。
NPO法人鶴見川流域ネットワーキング
鶴見川の流域をバクの形。流域での環境学習やエコツアーなどを多数開催しています。
<お知らせ>
●いるか丘陵緑地管理体験プログラム実施中(12月25日まで)
(予定一覧)
期間中、自然観察会や緑地管理体験活動に参加して、スタンプを集めると、修了証、記念品をプレゼント。スタンプカードを協賛店舗で呈示すると、優待サービスを受けられます。
次の鶴見川源流での体験プログラム参加企画は、12月2日に緑地管理体験、12月9日に鶴見川源流ウォークと泉のお世話です。
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