バナー

“スキーで歩いて南極点へ”ツアー顛末記1


●年末年始、どう過ごしますか? おうちでゆっくりも良し、アクティブに出かけるのも良し。るるぶの「年末年始特集2007〜2008」では、アクティブ派の人にオススメの初詣スポットを紹介しています。
 はじめまして。續素美代(つづきすみよ)といいます。
 私は今、南極点までスキーで歩くチームに参加するため、南米チリ南端の町プンタアレナスに来ています。南極大陸の端から、南極点まで、緯度にして10度、およそ1100km、荷物を載せた橇を引いて、約60日間かけて歩く計画です。到着予定は1月20日付近になるでしょう。

 南極大陸は長年の夢でした。
 私は大学を卒業して、ふとしたきっかけから山登りをするようになりました。でも実を言うと、本当に私は山登りが好きなのだろうか、という迷いも抱えていたのです。
 1998年にエベレストの頂上に立ち、これでなんとなく登山にも区切りがつけられそうだなぁと思っていたころに、友人に南極大陸に誘われたのが始まりでした。

 そのときは、実現できなかったのですが、その後、2004年にグリーンランドをスキーで23日間かけて横断するチームに参加。天気にもチームメイトにも恵まれ、大変楽しい旅になりました。スキーで毎日移動するのは、登山のようにベースキャンプを作ってそこから出掛けて行くのと違って、作業面、物資面で様々な面白みがあります。
 世の中ではそれを困難とも言うようですが、私にとってはとても新鮮で興味深かったのです。グリーンランドの巨大な氷床などの大自然が強烈な印象を残したのはもちろんでした。

 そしてついに今年、南極行のチームが実現しました。
 私の属する隊はカナダ・バフィン島に拠点を置くノースウインズ社ノースウィンズ南極隊/カナダ という極圏への冒険を専門とする、その方面では古株のガイド会社です。
 今回のガイドはジョン・ハストン。メンバーはカナダ、イギリス、そして日本の3人
 お互い知りもしない人間が各自各国でそれぞれの準備をして、11/16にプンタアレナスに集合したのでした。幾分奇異な感じがするかもしれませんが、現在世界の登山やアドベンチャーツアーは、このようにガイド会社がすべてをオーガナイズして、個人が個人のやりたいことのためにお金を払って参加する、というスタイルが主流になっているようです。チームメイトは初対面の場合が多いですね。

 さて、どんな旅になるかとても楽しみです。とんでもなく寒いらしいですが、まずは行ってみないとわからない。

 無事に飛行機が飛びますように、そして全員で、元気に無事に南極点までたどり着けますように祈ってくださいませんか? そしてこれからエアービーパル誌上で、ご報告をさせていただきます。
 では行ってまいります!

(登山家ライター/續 素美代)



TOPへ新製品ショップ話題フィールドメディア
ご意見・お問い合わせair BE-PALとは?Privacy Policy
小学館のプライバシーステートメント


 © Shogakukan Inc. 2008 © 村上康成
 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
 掲載の記事・写真・イラスト等、すべてのコンテンツの無断複写、転載を禁じます。