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堂々ミシュランの三ツ星を獲得した高尾山
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フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」といえば、つい先月、レストランを星の数で格付けしたガイドブック『ミシュランガイド東京』が発売され話題になっています。が、実はもう一つ、日本国内の観光地を格付けした『ミシュラン ハポン』(フランス語圏の人向けのガイド本なので内容は全てフランス語)も今春発売されていた事をご存知でしょうか?
その中で、京都の金閣寺や富士山などの有名所と並び、東京八王子市にある高尾山(標高599m)が堂々星三つを獲得! (日本の山の三ツ星は富士山と高尾山だけです。)その影響もあってか、例年以上に高尾山人気が高まり、特に外国人の姿が目立っているようです。
確かに、高尾山は都心から50km圏内で交通アクセスも便利な上、場所が温帯林と暖帯林の境に位置するため、ブナやカエデ、カシの木など植生も様々。「東京近郊で豊かな自然があってすばらしい!」というのが評価の決め手になったみたいです。
そこで三ツ星☆☆☆高尾山、新ためて登ってまいりました。
11月最後の日曜日、丁度紅葉のピークと重なった事もあり、京王線の高尾山口駅で降りる人、人、人……。もう半端じゃありません。駅から登山口へ5分の道のりも人の行列! そして登山口のケーブルカー乗り場前は「50分待ち!」の人でさらに溢れかえっている状況でした。
高尾山の頂上までは7つのコースがありますが、ケーブルカーを利用すれば10分程で一気に472m地点まで登る事が出来るため、ベビーカーに乗せた小さな子ども連れや年配の方にとっても手頃。待ち時間を耐え、いざ乗ってしまえばラクチンしながら周囲の紅葉を楽しみ、途中、ケーブルカーでは日本一という急勾配の箇所も体感できました。
さて、ケーブルカーを降り、本格的に歩き始めた表参道コースは、薬王院へ参拝するために昔から開かれていた道です。と、そこもまた人のラッシュ! 15分ほどでたどり着いた薬王院の境内もまた人が多すぎるため参拝をパスし、薬王院を抜け山道を歩いて20分、やっと山頂到着!
しかし山頂も人だらけ……。と言う訳で『三ツ星高尾山、人、人、人に酔いながら、それでも紅葉は奇麗だった!」の印象です。
懲りずに再びチャレンジしたのが12月中旬。
さすがに紅葉は終わり、平日で駅もケーブルカー乗り場前の広場も、外国人どころか日本人もまばら。しかし、ひっそりと静まりかえった表参道の樹齢数百年の大杉の並木道は空気もひんやりして本当に気持ちよかったァ〜。1200年もの歴史ある薬王院でもゆっくり参拝。この山には昔天狗がいたという伝説もあり、境内に飾られた天狗のお面や銅像を眺めながら一人で想像を膨らませました。
そして頂上では前回の人混みで視界に入らなかった景色を存分に堪能。美しい山並みの間にうっすらとではありますが、雪をかぶった富士山(写真中央)の姿が見えて結構感激でした。
また、山頂ではその日唯一外国人に出会う事も出来て、忘れかけた英語で話しかけてみたらイギリス人の観光客で職業はミュージシャン。滞在中コンサートも行ったとか(有名人だったかしら?)。彼は「ミシュラン ハポン」のガイドブックの事は知りませんでしたが「高尾山はいい山だね」と。つたない英語でも伝わるコミュニケーション。よってこの時は『三ツ星高尾山、自然も文化も国際交流も楽しいかな〜!』
まっ、星の評価は抜きにしても、高尾山は以前から老若男女に親しまれている山歩きを気軽に楽しめる人気スポットです。冬の時期は空気も澄み、天気が良ければ高尾山からの眺めも最高でしょう。高尾山で初詣、初日の出、そして富士山を眺める! のプランもいいですね。
(フォトグラファー/松美 里瑛子)
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◇◆参考◇◆
◯高尾登山電鉄(株)公式サイト
◯八王子市Webサイト
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