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大型連休は初夏のやんばるの森へ
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今年のやんばるは1月中旬から2月一杯までほとんど日照がなく、森に春がやって来るのは例年になく遅くなりました。でも、3月に入った途端、晴れた日が続くようになって、急激に気温が上がり、森はようやく新緑に包まれるようになりました。4月も中旬を過ぎると、アカメガシワやイタジイの花が咲きだし、森は一気に夏へと向かいます。
そんなやんばるの森を散策するのに、個人で森に入るのも良いかもしれませんが、森をよく知っているガイドに案内してもらうと生き物や植物の名前、森の生態系などがよくわかって、一段と楽しいものになるでしょう。
昨年7月にオープンし、昨年の8月にエアービーパルでも紹介しました「やんばる 学びの森」はそんなエコツアーを提供してくれる場所です。今回は、「やんばる 学びの森」のネイチャートレイル(自然観察路)を詳しく見てみましょう。
まずは、管理事務所とカフェを兼ねたフィールドセンターでガイドによるやんばるの森についての簡単なレクチャーを受け、注意事項を聞いた後にネイチャートレイルに入ります。でないと、こんなのに飛びつかれてはたいへんです。
ガイドは、日頃から森に入っているので、ポイントを心得ています。さっそく、入り口のすぐ近くでキノボリトカゲを発見し、その生態についての解説がありました。
ネイチャートレイルには、地上17mにある森の樹冠観察用のキャノピーテラスやあちこちに観察用のデッキ、吊り橋などが作られていて、森の特徴がわかりやすくなっています。ガイドの方が一緒だと、一般の方が入れない登り口からキャノピーテラスに登り、その周辺にある木々について説明を受け、その木の実の標本を見せてもらうことができます。また、この近くには、やんばるの森固有のキツツキ、ノグチゲラの古巣もあり、個人ではなかなか見つけられないものを見つけてくれたりします。運が良ければノグチゲラの姿も見られるかもしれません。
途中、カエルや昆虫などの小動物を探したり、観察用デッキや吊り橋の上から環境によって変わる植物の植生について説明を受けたりしながら、約1.5kmのトレイルを2時間程かけてゆっくりと歩きます。終点の池(アタビーポンド)では、オタマジャクシやトンボも観察できるかもしれません。私が行った時には、ヤンバルクイナの足跡が池の泥の上に残されていました。
今年の大型連休は、「やんばる 学びの森」で、やんばるの森を楽しんではいかがでしょうか?
この時期、ヤンバルクイナは子育てで大忙し。急に路上に飛び出して来ることもしばしばです。昨年は、22羽ものヤンバルクイナが交通事故で命を落としました。(700羽余りしかいないうちの22羽もです!!)やんばる路を車で走る時は、くれぐれもスピードを出し過ぎず、森の生き物達に気をつけて運転してください。
(やんばる在住自然写真家/神田 君夫)
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◇◆参考◇◆
■国頭村環境教育センター「やんばる学びの森」について利用料金、アクセスなど詳しくはこちら。
http://www.atabii.jp/
■やんばるの森の中にある唯一のホテル
「やんばる ホテル&ファーム」が最寄りの宿泊施設。
http://towerside.com/yanbaru/
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