紙袋はアメリカ生まれ、日本へは1920年代に輸入。

紙袋

紙袋はアメリカ生まれ、日本へは1920年代に輸入。

紙袋の発症

紙袋の歴史は古く、発症はアメリカとされています。

さらに、現在一般的に見かける形状の紙袋を生み出したのはオハイオ州出身リチャード・スティルウエルという人物で、1883年には「機械で生産できる紙袋」として特許を取得しています。

その後、1920年代になってから日本にも紙袋が入ってきたようです。

ただ、紙袋の発祥の地アメリカでは直ぐには普及せずに、1930年代になって普及し始めたそうです。

チャールズの紙袋が普及するきっかけとなったのは、スーパーマーケットの登場が大きいと考えられています。

現代の形式のスーパーマーケットは、マイケル・カレンという人物が1930年にニューヨークのガレージで始めた店舗が始まりとされています。
カレンが始めた店舗では、店舗の隣に大型の駐車場も設置され、過去にはなかったほどの低価格で商品が販売されるようになったそうです。

さらに、1930年代には世界恐慌の煽りを受けて既存の食料雑貨チェーンも次々にスーパーマーケット方式に転換していき、
さらにはキャスター付きショッピングカートが設置されるようになり、多くの人がスーパーマーケットで買い物をするようになったようです。

スーパーマーケットは不景気で生活が苦しくなった市民の心をがっつりと捉えたようですね。

こうしてスーパーマーケットで買い物をする人が増えることで購入品の入れ物としての紙袋の需要も増え、普及していったと考えられます。

日本での紙袋の歴史

日本の紙袋の歴史は今から約100年前にまで遡り、1923年にアメリカから持ち込まれたことが発端となっています。
ニューヨーク駐在のとある日本人商社マンが、アメリカのベーツ社が製造した紙袋をサンプルとして日本に送ったことが始まりとされています。

ただ、当時は今のようにショッピングなどではなく、意外なことにセメントの梱包材として使用されていました。
日本に送られたサンプルを元に製紙会社が改良を加えてセメント会社が使用するようになったようです。
日本の「ものづくり」の技術はこういったところにも出ているのですね。

このようにセメントの梱包材として使用されていた紙袋ですが、現在のようにショッピングなどで使用されるようになったのは、三越伊勢丹が持ち運びの為の手提げ袋としてオリジナルの紙袋を採用したことがきっかけです。

当時、紙袋は珍しく、その目新しさもあって広告の役割も果たすようになり、そして、紙袋は世間にも受け入れられるようになり、現在に至っています。

百貨店が紙袋の普及に一役買っていたというのは意外ですね。

因みに、当初紙袋が導入されたのは中高生向けの一部のみだったそうです。
当時も流行の発信は女子高生だったということですね。

今では私たちの生活に無くてはならない物となり、ショッピング以外でも物を持ち運ぶのに当たり前のように利用されるようになりました。
100円ショップやコンビニなどで購入できる手頃な紙袋から、少しお高いですが丈夫で破れにくいモノまで様々です。

最近ではファッションアイテムとしての役割も果たしていて、有名ブランドの紙袋や可愛い紙袋を持って歩く女性も多いですね。

ブランド側もロゴ入りのオリジナル紙袋を用意することで広告にもなるので、魅力的な紙袋も多いですようね。

近年ではプラスチックゴミの問題が世界的にも取り上げられるようになりました。

欧州では2021年から使い捨てのプラスチック製品の使用が禁止されます。
既に、スーパーマーケットでは有料のプラスチックレジ袋もなくなりつつあるようです。

日本でもプラスチックのレジ袋の利用が徐々に減り始めていて、地球にやさしい紙袋の良さが見直され始めています。
いずれは日本のスーパーマーケットでも紙袋に置き換わる日が来るかもしれないですね。

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