紙袋の表面加工に用いられる「ニス引き」とは

紙袋を持って歩く男女

ニス引きについて

紙袋の表面加工によく用いられるのが「PP加工(ラミネート加工)」と「ニス引き」です。
共に印刷後の表面に施す加工で、紙表面の艶出しや強化、防水性アップなどの効果を見込めます。

「PP加工(ラミネート加工)」については以下のページでまとめているので、興味のある方はそちらのページで確認して下さい。
紙袋に施されるラミネート加工やPP加工って何?

両者の違いはと言うと、
まず「PP加工」がポリプロピレンでできた透明なフィルムを紙の表面に貼り付けるのに対して、「ニス引き」は透明な樹脂液を紙の表面にコーティングするという点です。

一概にどちらがいいとは言えませんが、強度を重視するのであれば圧倒的に「PP加工」がおすすめです。

また、見た目の印象や触った際に質感に関しては好みの問題になりますが、高級感の光沢を出すのであれば「PP加工(グロス)」がおすすめです。
逆に、ち着いた感じで柔らかな光沢を出すのであれば「ニス引き」がおすすめです。

それと、「ニス引き」の方が価格が安いので、コストを抑えたいという方には「ニス引き」での加工をおすすめします。

「ニス引き」のメリット

紙袋に「ニス引き」加工を施すメリットとして上げられるのが以下の点です。

・紙袋の強度をを高める
・紙袋の防水性を高める
・紙袋の表面に柔らかな光沢を出し落ち着いた仕上がりにする
・紙袋表面の印刷物をキズや汚れ、色落ちから保護する
・コストを抑えられる

強度だけを重視するのであれば「PP加工」の方が上ですが、表面加工自体をしない場合と比べると「ニス引き」にも強度アップを見込めます。
とは言え、重いものを持ち運ぶのであれば「ニス引き」では強度不足になることも多いので、その辺は紙袋の製造業者に相談することをおすすめします。

また、防水性アップや印刷物の保護効果も見込めます。

それに、「PP加工」にはない落ち着いた感じの光沢や質感が出るので、派手な感じになるのを避けたい方におすすめです。

あと、「ニス引き」だとコストを抑えられるというメリットもあります。
紙袋の制作にあまり予算を掛けられない場合にも、「ニス引き」という選択肢がおすすめです。

まとめると、「ニス引き」はコストを抑えて、かつ、紙袋の仕上がりを落ち着いた感じにしたい方におすすめです。

「ニス引き」と「PP加工」との比較

・「PP加工」ほどの強度を望めない
・「PP加工」ほどの防水性はない
・「PP加工」ほどの光沢は出ない(程よくツヤが出る程度)
・「PP加工」よりもコストを抑えられる
・紙の表面全体への加工だけでなく、紙の一部のみに加工を施すこともできる

「ニス引き」を「PP加工」と比較すると、やはり一番の違いは強度ですね。
「PP加工」に用いるフィルムの方が強度が強くて、どうしても「ニス引き」では太刀打ちできません。

とは言え、共にメリット・デメリットがあるので、各自の都合に合わせて選択するのがおすすめです。

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